「すっかり美しい大人に!」NHK幼児番組の子役出身16歳、センバツ応援の制服姿に驚きの声

0

2025年03月27日 09:20  女子SPA!

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

女子SPA!

“ゆきちゃん”が「おねえさん」に就任してはじめて発売されたDVD『「いないいないばあっ!」ワンツー!パンツー!』(NHK DVD)
 1996年からスタートした乳幼児向け教養番組『いないいないばあっ!』(NHK Eテレ)。

 同番組の6代目おねえさんとして出演していた“ゆきちゃん”こと俳優の大角ゆきさんが先日、第97回選抜高校野球大会の応援イメージキャラクターに就任しました。

 高校生になったゆきちゃんの現在の姿にネットでは「あのゆきちゃんがこんなに大人になって……!」と子育て世代から驚きの声が上がっています。

◆『いないいないばあっ!』6代目おねえさんとして活躍

 俳優の大角ゆきさんは2009年1月生まれの16歳。

 2015年3月から2019年3月まで“ゆきちゃん”として、『いないいないばあっ!』(NHK Eテレ)で着ぐるみのワンワンや操り人形キャラクターと一緒に歌ったり踊ったりする“おねえさん”として出演していました。

『いないいないばあっ!』初登場時のゆきちゃんは6歳で、おかっぱのヘアスタイルと口元のえくぼがトレードマーク。

 子どもらしいあどけなさがありながらも、ハキハキとした口調と愛嬌のある笑顔で「ゆきだよ! みんな元気?」と、全国の乳幼児に毎日呼び掛けてくれていました。

 主に0歳から2歳を対象としている同番組は、乳幼児を育てる親にとってはおなじみ。幼い子どもをテレビにクギづけにして、料理や洗濯などの家事がはかどる貴重な時間を生み出してくれる番組です。

『おかあさんといっしょ』の歌のお姉さんやお兄さん、『いないいないばあっ!』のおねえさんが一緒に子育てをしてくれたと感じる子育て経験者も多いでしょう。

 現在小学生の子がいる親にとって、“ゆきちゃん”はドンピシャの世代であり、思い出深い存在のはずです。

◆2023年まで番組衣装でステージショーに出演

 そんな大角ゆきさんが今年の第97回選抜高校野球大会の応援イメージキャラクターに選ばれました。

 久々に“ゆきちゃん”の姿を見た人からは「あのゆきちゃんがこんなに成長したなんて」「すっかり大人の女性」と、親戚のおばさんのような感慨あふれる声が多く寄せられていました。

 それもそのはず、『いないいないばあっ!』では、卒業したおねえさんもステージショー『ワンワンわんだーらんど』に出演することもあれば、過去のコーナーの再放送で姿を見ることもあるのです。

 大角ゆきさんは2023年3月まで『ワンワンわんだーらんど』に出演。中学生になっても、おねえさんのときの衣装を着て、元気いっぱいな歌や踊りを披露してくれていました。

 今回、高校生になって大人っぽくなった“ゆきちゃん”が、番組衣装とはうってかわった制服姿でメディアに登場したことで、「誰かわからなかった!」「前からかわいかったけどすっかり美人さんになってる」と、大きなギャップを感じた人も多かった様子です。

◆事務所でゆきちゃんは若手イチオシ?!

 また2013年にスタートした「センバツ応援イメージキャラクター」は、毎年、芸能事務所のオスカープロモーションの若手俳優が務めるのが慣例となってきました。

 2017年には岡田結実さんが就任するなど、事務所がプッシュの俳優が抜擢されることが多く、大角ゆきさんにも大きな期待が寄せられていることが見て取れるでしょう。

 特に今年のイメージキャラクターは、史上初の男女2人体制。同じくオスカープロモーション所属タレントのディランさんも抜擢されており、事務所が新人タレント育成にかなり力を入れていることもうかがえます。

◆小芝風花のようにブレイクする日も!

 さらに大角ゆきさんは2024年と2025年の「オスカープロモーション新春晴れ着撮影会」に登場しています。

 この毎年恒例の撮影会は、さらなる飛躍が期待される所属タレントが集結するイベント。たとえば小芝風花さんは2011年から2024年分まで参加していました。

“ゆきちゃん”も小芝さんのように、ドラマや映画で引っ張りだことなる日もそう遠くはないかもしれませんね。

『おかあさんといっしょ』の歌のお姉さん出身タレントとしては、はいだしょうこさんが有名です。その一方『いないいないばあっ!』のおねえさんは子役ですから、番組卒業後は芸能界そのものを引退する人も少なくありません。

 2022年以降はバラエティ番組にも出演する機会が増えている大角ゆきさん。これからは『いないいないばあっ!』のおねえさん出身という、これまでにはなかった肩書きを携えながら、ますます活躍してくれるのではないでしょうか。

 この春のセンバツだけでなく、今後の活動にも大いに注目したいところです。

<文/エタノール純子>

【エタノール純子】
編集プロダクション勤務を経てフリーライターに。エンタメ、女性にまつわる問題、育児などをテーマに、 各Webサイトで執筆中

    ニュース設定