日本テレビ系土ドラ9『相続探偵』をクランクアップした(左から)桜田ひより、赤楚衛二、矢本悠馬(C)日本テレビ 俳優・赤楚衛二が主演を務める日本テレビ系土ドラ9『相続探偵』(毎週土曜 後9:00)の最終回が、29日に放送される。それに先立って、すべての撮影が終了し、クランクアップコメントが到着した。
【写真】達成感あふれる表情!クランクアップした赤楚衛二 原作は、2021年から『イブニング』で連載された人気漫画『相続探偵』(講談社)。『SPEC』シリーズを手がけた脚本家・西荻弓絵氏による相続ミステリー漫画で、ドラマ脚本も西荻氏が自ら担当する。難解な相続問題を、相続トラブル専門の探偵・灰江七生(赤楚)が個性豊かな仲間たちとコミカルに、痛快に、時に大真面目に解決していく。「相続」というテーマに特化した斬新なヒューマンミステリーとなる。
赤楚のほか、桜田ひより、矢本悠馬ら全員がそろうシーンで最後の撮影が終わると、スタッフからクランクアップの声がかかった。撮影開始から約5ヶ月間、ともに走り続けてきたキャスト、スタッフが一堂に会し、それぞれに花束が手渡された。各キャストからは、これまでの撮影に対する熱い想いが語られ、感動的な終幕となった。
【コメント】
■赤楚衛二 (灰江七生役)
この5ヶ月間、本当にお疲れさまでした。今振り返ると、最初の本読みがとても懐かしく感じますね。あの頃の自分は、まだ灰江七生というキャラクターをつかみきれていなくて、正直、不安も大きかったですし、皆さんにもご心配をおかけしていたと思います。でも、いざ現場に入ってみると、スタッフの皆さんが本当に温かく迎えてくださって、なんとか乗り越えることができました。
そして何より、僕たち3人のチームが最高でした。現場でのやりとりも芝居も本当に楽しくて、3人でのシーンは演じていて一番楽しかったです。回を重ねるごとにキャラクターが深まっていき、遊びの幅も広がっていくのを感じながら、阿吽(あうん)の呼吸で芝居ができるようになっていく感覚が、とてもうれしかったです。
今回、『相続探偵』という作品に出会えたこと、心からうれしく思っています。この現場で改めて「ものづくりって、本当に面白いな」と感じましたし、「この仕事をこれからもずっと続けていきたい」と強く思わせてくれた、大事な作品になりました。
スタッフ・キャストの皆さん、すべての方々に感謝しています。本当に、ありがとうございました!
■桜田ひより(三富令子役)
去年の11月に撮影が始まり、あの頃は「今日はちょっと暑いねー」なんて言いながら撮影していたのが、いつの間にか寒さが増していって。気づけば春の気配が近づいていて、こんなにも長い期間、皆さんと一緒に時間を過ごしてきたんだなと、改めて実感しています。そのような時間を通じて、皆さんと一緒にイチからすばらしい作品を作り上げることができて、本当に楽しかったです。
また皆さんとご一緒できるように、これからも頑張ります。本当にありがとうございました!
■矢本悠馬(朝永秀樹役)
去年11月から5ヶ月間、スタッフの皆さんが本当にアットホームで、いつも優しく接してくださったので、つい甘えてしまって。悪ふざけやイタズラして困らせてしまったこと、すみませんでした(笑)。物語が進むにつれて、演じた朝永のキャラクターがどんどん濃くなっていくのも楽しみでしたし、毎回登場するゲストの皆さんも魅力的で、外から見ていてもワクワクするような現場でした。何より、桜田さんが僕らをしっかり引っ張ってくださって本当に助けられましたし、赤楚くんも、初日から今日まで膨大なせりふ量と難しい言葉を本当にしっかりと演じていて。改めて、本当にすごいなと感じました。本当にありがとうございました!