「(クランクアップしてから)もう1カ月もたったということにすごく驚いています。(中略)一年近く『おむすび』の結ちゃんという役に寄り添っていたので、まだまだ私の中に結ちゃんがいる気がしていて」
こう語ったのは、女優の橋本環奈(26)。
3月20日、NHK連続テレビ小説『おむすび』から次作『あんぱん』へのバトンタッチセレモニーが実施されたことが報じられた。
「昨年9月から約半年にわたって放送された『おむすび』は、3月28日に最終回を迎えます。
橋本さんは昨年、『おむすび』のほかに、舞台『千と千尋の神隠し』で主役の千尋を国内外で好演し、『NHK紅白歌合戦』では三年連続で司会を務めるなど、大躍進を果たしました。
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現在でも4月から放送されるドラマ『天久鷹央の推理カルテ』(テレビ朝日系)が今月からクランクインを迎えるなど、今年も橋本さんの旺盛な活動は続いていくようです」(芸能ライター)
しかし、いっぽうで昨年は苦境に立たされた年でもあった。
「昨年10月に『週刊文春』が、橋本さんのマネージャーに対するパワハラ疑惑を報道。所属事務所は“事実無根”と強く反論しましたが、今年になって文春が第二弾を報じています。また期待が集まっていた『おむすび』ですが、最終回に至るまで視聴率の大幅な浮上の気配は見られません」(前出・芸能ライター)
パワハラ報道の余波は、新ドラマの現場にも及んでいるようだ。
「橋本さんは、難しい長台詞も一発でこなすなど、プロ意識が高い人として知られていました。彼女の要求に答えようと、これまでもスタッフたちは常に神経を尖らせてきたのです。
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さらに報道の影響も相まって、新作ドラマの制作スタッフには、彼女と接することに怯えに近い緊張感を抱いている人も少なからずいるようです」(テレビ局関係者)
そんな張り詰めた現場に、彼女が進呈した“ある差し入れ”があった。
「『MESSAGE de ROSE』というブランドの「TOKYO コーン・フルーリ」というお菓子です。
薔薇の花束を模したかわいらしいチョコレート系の洋菓子で、橋本さんが差し入れしたのは、価格が約3千600円の1箱10個入りのものだったといいます」(前出・テレビ局関係者)
驚くべきは、その個数だ。前出のテレビ局関係者が続ける。
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「5個入り約1千900円の箱もあり、一般的にいえばスタッフ一人への差し入れとしては、そちらのほうが“相場”だと思います。
それにもかかわらず、橋本さんはより高価な10個入りのほうを現場に150箱ほど用意したそうなのです。計算すると、総額50万円を超えます。
共演者やスタッフたちも、この豪華な差し入れにとても驚いていたといいます」
橋本は差し入れを大切にしているという。
「ラーメン店『一蘭』のケータリングや福岡県の老舗和菓子店『もち吉』の詰め合わせなど、これまでにも橋本さんは、現場に様々な差し入れをしているのです。
しかし今回の大盤振る舞いは、物議を醸したパワハラ報道があっただけに《現場の雰囲気を少しでもよくしたい》という彼女の願いが込められているのでしょう」
差し入れについて橋本の所属事務所に問い合わせると、以下のような回答があった。
《スタッフの方への御挨拶とホワイトデーでしたので、それに見合うものをお出ししました》
ゴージャスな差し入れパワーで、汚名返上となるだろうか――。
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