夢のサラ役に「幸せ」と笑顔を見せた中村麗乃 (C)ORICON NewS inc. 俳優の山口祐一郎・城田優がWキャストで主演を務めるミュージカル『ダンス オブ ヴァンパイア』の製作発表が28日、都内で開催された。ヒロインを演じる乃木坂46・中村麗乃も出席し、意気込みを語った。
【写真】巻き毛がかわいすぎる寺西拓人 製作発表には、山口と城田のほか、2人が演じるクロロック伯爵の虜になるヒロイン・サラ役のフランク莉奈、中村、ヴァンパイア研究に身を捧げるアブロンシウス教授の助手・アルフレート役の太田基裕、寺西拓人が出席。扮装姿をお披露目し、劇中歌「外は自由」をパフォーマンスした。
乃木坂46の卒業を発表している中村は「いらっしゃる皆さんもそうなのですが、本当にすてきなキャストの皆さんが集まっていて、ご一緒させていただけるなんて夢のようだと思っています。どうやってサラという役を演じようと考えているのが幸せで楽しみです」と笑顔を見せた。
さらに、今作のオンリーワンな部分を問われると「ミュージカルを見に行くのがすごく大好きなのですが、その中でも『ダンス オブ ヴァンパイア』は、まじめすぎない。いい意味でコミカルな部分も含まっていると感じています。初めてご覧になるお客さんも見やすい作品だと感じています。一体感が生まれるような作品なので、いろんな方に楽しんでいただけると思います」とアピールした。
また、中村が演じるサラ役のオンリーワンな魅力を問われると「オンリーワンって、唯一無二…?緊張しちゃってすみませんっ」と言葉を選びながら「お風呂が好きな子なので、スポンジですかね」とコメント。城田が笑い崩れる中、隣に座っていた寺西はオフマイクで「ど、どういうこと?」と戸惑っていた。
今作は、ロマン・ポランスキー監督のカルトムービー『吸血鬼』を下敷きに、『エリザベート』『モーツァルト!』で知られるミヒャエル・クンツェが脚本・歌詞を、ロック界のワーグナーと称されるジム・スタインマンが音楽を手がけたミュージカル。2006年の日本初演から20年目となる2025年5月に、6年ぶり6回目の上演を果たす。
同公演は、5月10日から31日まで東京建物・Brillia HALL、6月7日から15日まで愛知・御園座、7月4日から12日まで大阪・梅田芸術劇場メインホール、7月19日から30日まで福岡・博多座で上演される。