小籔千豊「現場の人らが窮屈になっている感じは、かわいそう」　フジ経営刷新に言及

お笑い芸人の小籔千豊（51）が28日、カンテレの情報番組「旬感LIVE　とれたてっ！」（月〜金曜午後1時50分）に出演。番組では、フジテレビが発表した日枝久取締役相談役の退任を含む経営体制の全面刷新を取り上げた。

日枝氏の退任について小籔千豊は「日枝さんがいなくなったことで、よっしゃ、ほんならという人もおるのかもしれないし、いや、日枝さんが替わっても、中間地点に悪いやつがおるのに、そんなん知らんがな人もおるでしょうから」と話した。経営体制刷新で差し止めが相次ぐCMの回復について「それは企業がどう判断するか」と話した。

一方でCMを差し止めが続くことにより「現場の人らが窮屈になっている感じは、かわいそうやなと思う。例えばメークさん、衣装とか運んでいる人の仕事もなくなるのか…」。当初は「CMがないとなると、番組がなくなるんじゃないか。芸人と出られなくなるんじゃないかとか。直接的にはフジテレビの社員の人らがボーナスがなくなったり、給料が減ったりするのなかぐらいにしか思ってなかったが、現場に行くと、この方々も、世間の人からは知ったこっちゃないかもしれないけど、一生懸命やってくれてはるこの方々も。現場に行くと、たいへんなことやなと思った」と話した。

中居正広氏と女性とのトラブルなど一連の問題をめぐっては、独立した第三者委員会が、今月31日にも調査結果を報告する見通し。　「とりあえず経営が刷新されたことで、いい方向に向いていって、社員の方々、働いている方々がハッピーになればいいなと思う」と期待した。