リチャード・チェンバレン Photo by Jason LaVeris/FilmMagic3月29日(現地時間)、リチャード・チェンバレンがハワイで亡くなった。91歳の誕生日を迎える2日前だった。パブリシストのハーラン・ボールが「Variety」誌に明らかにした。死因は脳卒中による合併症だったという。
『Wallenberg: A Hero’s Story(原題)』『ミッシング・イヤーズ/禁じられた愛』「将軍 SHŌGUN」『The Count of Monte Cristo(原題)』で4度、エミー賞の主演男優賞候補となった。
リチャード・チェンバレンは2003年、70歳近くになってから執筆した自叙伝「Shattered Love: A Memoir」で同性愛者であることを公表した。彼の長年のパートナーであるマーティン・ラベットは、「私たちの愛しいリチャードは、いま天使たちと一緒にいます。彼は自由となり、愛する人たちのもとへと飛び立ったのです。これほど素晴らしく、愛にあふれた魂を知ることができて、私たちはなんと恵まれていることでしょうか。愛は死にません。私たちの愛は、彼の翼の下にあります。彼を次の大きな冒険へと連れ出してくれるでしょう」とコメントしている。