「若手女性社員は喜び組」「プロデューサーからキス」フジテレビ 報告書で明るみになった「時代錯誤なセクハラ実態」

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2025年04月02日 11:10  web女性自身

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3月31日、元タレント・中居正広氏(52)と女性のトラブルに端を発する一連の問題について、フジテレビが設置した第三者委員会が調査報告書を公表。フジテレビの元女性アナウンサー(以下、女性A)に対する中居氏の性暴力を認定したほか、局が抱えるさまざまな問題も明るみとなった。



問題をめぐっては、女性トラブルに編成幹部B氏(当時)などフジテレビ社員の関与が焦点となっていたが、報告書ではこれを否定。ただ、中居氏は同局にとって重要な“取引先”であり、女性Aは被害の発端となった食事への中居氏からの誘いを《拒否できなかった》としたうえで、《本事案は、CX(編注・フジテレビ)の『業務の延長線上』における性暴力だったと認められる》と結論付けている。



また、報告書では中居氏が女性Aを食事に誘った際の“手口”も明らかに。中居氏は’23年6月2日、女性Aにショートメールで《今晩、ご飯どうですか》と提案し、他のメンバーも誘い、店を探していることを伝えていたが、実際は誰にも声をかけず、店も探していなかった。女性Aは中居氏から次に提案された自宅マンションでの食事に同意。この同意をめぐって、報告書では女性Aと中居氏の間に“圧倒的な権力格差”が存在し、女性Aは《精神的に逃げ道を塞がれたといえる》とした。



さらに、第三者委員会による調査は、中居氏に起因するトラブルの類似事案にも及んでいた。報告書によると、第三者委員会は今年1月27日時点でフジテレビに在籍していたすべての役職員1263名を対象に、出演者や芸能プロなど取引先との会合への参加強要に関するアンケートを実施。



例えば、他の役職員からの指示で、取引先との会合に自分の意思に反する形で参加したことなどを質問した項目の、具体的な内容についてこう記されていた。



《部長クラスの社員が、若手女性社員を喜び組と呼び、芸能プロダクショントップ等との会合に、喜び組でも呼んどけ、と言っていた》
《女性は男性の隣に座り、お酌をするのが仕事、それがスマートにできない女性は仕事を評価されないという文化がある、人事権を有する者に絶対服従しないといけない風潮がある》
《女性アナウンサーが番組の懇親会に強制的に参加させられていた、取材先への接待に業務に全く関係ない女性アナウンサーを呼んでいた 》



なお、上記及びこれより先に記載する回答には「実体験」「見聞きした」のいずれも含んでいる。実際の会合におけるハラスメント被害に関するアンケートの回答では、



《プロデューサーからキスをされる等のセクハラを受けた又は見聞きした、上司から身体を触られる等のセクハラを受けた又は見聞きした等、CX役職員からCX役職員に対する社内ハラスメント被害(多数)》
《番組出演者から身体を触られた、ホテルに誘われた等、番組出演者からのハラスメント被害(複数)》
《取材先との会合では取材先からの CX 女性社員に対するセクハラ発言、セクハラともとれる行為が多くあった、会合の席でセクハラをされた女性記者がいると聞いた等、取材先からのハラスメント被害(複数)》



また、ハラスメント被害の相談に対するフジテレビの対応に関するアンケートの回答のなかには、《笑って済まされた、女性にも責任があるのではないかと言われたと聞いた、穏便に済ませてほしいと言われたと聞いた等、相談者への対応が不十分(複数)》という記述もあった。



つまびらかにされた、“時代錯誤”なハラスメントの実態。報告書では、フジテレビの番組制作現場では、取引先と局の役職員が混在して制作に携わっていると指摘。そのため、加害者が取引先、フジテレビのいずれかであっても、ハラスメントは“地続き”だとし、フジテレビ側は被害を把握する必要があるとの見解を示している。



果たして、フジテレビは本当に生まれ変われるのか――。

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