ロバート・ゼメキス監督、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は「皮肉めいている」 グレン・バラード氏が舞台音楽にも継承

0

2025年04月03日 20:05  ORICON NEWS

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

ORICON NEWS

ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』合同インタビューに登壇した(左から)グレン・バラード氏、ボブ・ゲイル氏、ロバート・ゼメキス氏 (C)ORICON NewS inc.
 JR 東日本四季劇場[秋]にて、6日から劇団四季海外新作ミュージカル『バック・トゥ・ザ・フューチャー』が上演される。開幕に先駆け3日、最終通し舞台稽古・合同インタビューが都内で行われ、共同創作者で原作の映画監督であるロバート・ゼメキス氏、同じく共同創作者で映画に続き舞台の脚本を務めたボブ・ゲイル氏をはじめとしたクリエイター陣が出席した。

【舞台カット】バック・トゥ・ザ・フューチャーの世界観を完全に再現

 インタビューにはほかに、作詞・作曲のグレン・バラード氏、演出のジョン・ランド氏、デザインのティム・ハトリー氏が参加した。

 作中の映画にはない「21ST CENTURY」というナンバーについて「一見楽観的に見えるが、皮肉や悲観主義的な意味が込められていると思うが、コンセプトは」という質問に、 ゼメキス氏は前のめりで「本当に皮肉たっぷりな歌だと思う。これはすごく合っていて、映画もすごく皮肉めいたものがあると思います」と回答。

 グレン氏は「この曲はボブ・ゲイルと私とで会話をして、だいたい過去においての未来の予想図が間違っていることはよくあると思います。映画の中で唯一出てこないシーンで、自由に作り上げることができました」と楽曲制作の裏側に触れ、「ドクが夢見ているものが皮肉っぽいものがありましたし、楽しみにしているものが実はそうではない。実は『CAKE』というナンバーにも皮肉めいたものがたくさんあります。現実をわかっているだけに、いかに未来に関して間違っているかというものを驚きもあるしアイロニーもある。映画の方でもそうであったということを維持しています」と映画に込められた世界観を引き継いでいることを明かした。

 またゼメキス氏は、「21ST CENTURY」と「CAKE」という2つのナンバーを作中でもっとも注目してほしいとも語った。

 本作は、1985年公開の同名映画シリーズ第1作を基に創作されたミュージカル。カリフォルニア州ヒルバレーに住むマーティ・マクフライは、変わり者の科学者、ドク・ブラウン博士が作ったタイムマシンで1955年へタイムトラベルすることに――。SF映画の金字塔と言われる、世界的に大ヒットした名作映画が舞台化され、2020年にイギリス・マンチェスター、2021年にロンドン・ウェストエンドで開幕した。開幕するや否や大きな話題となり、2022年には英国演劇界で最も権威のあるローレンス・オリヴィエ賞にて、最優秀新作ミュージカル賞を受賞した。2023年8月から2025年1月にはブロードウェイで上演。オーストラリアやドイツなど、世界各国での上演も予定されている。

    ランキングエンタメ

    前日のランキングへ

    ニュース設定