
【写真】豊川悦司、中山美穂さんへの思い明かす
映画『Love Letter』は、1995年3月25日に封切られ、今年は公開30周年という節目を迎えた。岩井監督にとって劇場長編映画デビュー作であり、日本での公開後、韓国・台湾でも上映され、いまだに熱狂的なファンがいるなど、世界中で大きな反響を呼んだ傑作ラブストーリーだ。映画は中山さんが、神戸に住む渡辺博子と、ひょんなことから手紙で交流することになった小樽に住む藤井樹の二役を演じ、豊川が博子の友人である秋葉茂に扮する。
豊川は登壇すると「僕の隣に美穂ちゃんがいなくてとても残念な思いです」と発言すると「僕の中では『Love Letter』は美穂ちゃんの映画。たくさんの人に美穂ちゃんを観ていただきたいです」と挨拶。岩井監督も「年末に中山美穂さんが天国に行ってしまいました。急なことだったので、いまだに受け止め切れていない自分がいます」と心情を吐露。中山さんが演じた藤井樹の少女時代を演じた酒井も「私は中山美穂さんに憧れて芸能界に入りたいと思っていました。私にとってのデビュー作で、憧れの中山美穂さんと同じ役を演じられてとても光栄に感じていたことを思い出します」と故人をしのんでいた。
岩井監督は「公開から30年が経ちますが、その間ずっと映画のファンの方からいろいろなコメントをいただいていました。ちょうど今年は映画公開から30周年、そして美穂ちゃんの芸能活動40周年の年だったので、小樽巡りをするなど、何か一緒にやりたいねという話を昨年の11月にしていたんです。その矢先の出来事だったので、本当に残念です」としみじみ。
豊川と中山さんは本作が初共演だったという。豊川は「この映画は待ち時間が非常に長く、美穂ちゃんと二人で12時間ぐらい待つこともありました。僕も美穂ちゃんもあまり現場でしゃべるタイプではなく、12時間で3言ぐらいしかしゃべらないときもありました。それでも、美穂ちゃんがこの作品を愛していることは伝わってきましたし、ボーっと二人で椅子を並べて座っているだけでも、何か通い合うようなものを感じることができた方。一緒に仕事をしていて心惹かれていく女優さんでした」と特別な存在の俳優だったことを明かしていた。
|
|