エルトン・ジョン、「視力を失って以来、息子たちのスポーツを見ることも読書もできない」

　昨年11月に、感染症にかかり視力が著しく低下していることを告白したミュージシャンのエルトン・ジョン。The Timesのインタビューで、最近の視力の悪化について悲痛な現状を明かした。

【写真】エルトンと夫デヴィッドの仲睦まじいツーショット

　エルトンは、「あなた（インタビュアー）の顔は見えるけれど、テレビは見えないし、本も読めない。息子たちがラグビーやサッカーをしている姿も見えないんです。すごく辛い時期でした。僕はいつも、それらすべてを楽しんできたから」とコメント。

　夫でプロデューサーのデヴィッド・ファーニッシュとの間に14歳のザカリー君と12歳のイライジャ君という2人の息子がいるエルトンは、さらにこう続けた。

　「辛いし、感情的にもなる。でも、この人生に恵まれていると思えば、慣れるしかないんだよね。素晴らしい家族がいるし、左目ではまだ少し見える。だから自分に言い聞かせるんだ、『前に進むしかない』って」

　エルトンは2023年に長年のコラボレーターであるバーニー・トーピンとともに、新アルバムをリリースすることを発表していたが、この視力の悪化がアルバム制作に支障をきたしていると明かしている。