画像:広末涼子オフィシャルInstagramより 俳優・広末涼子(44)が4月8日、静岡県・島田市の病院で女性看護師を複数回蹴るなどして怪我を負わせたとして、傷害容疑で静岡県警掛川署に現行犯逮捕された。さらには、取り調べの際には会話が成り立たないほどの興奮状態が見られることなども報じられており、ドラマで“ヤバい人”を演じているかのようなムーブを現実の世界で繰り返しているようだ。
「広末涼子が逮捕」という報道に、一時は「同姓同名の他人では?」といった憶測が飛び交った。27年前「MajiでKoiする5秒前」を歌っていた“あのヒロスエ”が逮捕されたことに驚いた人も多いだろう。
と同時に、中には広末涼子の過去の行いから「やっぱりヒロスエ本人だったか」と思った人も少なくない。というのも、広末にはこれまで度重なる“実績”があるからだ。そこで広末が見せてきた数々の奇行を振り返りたい。
◆「きもちくしてくれてありがとう」生々しすぎた不倫騒動
まず記憶に新しいのが、2023年に週刊文春が報じたフレンチレストラン「sio」のオーナーシェフを務める鳥羽周作氏とのダブル不倫報道だ。その記事内には2人が交わした直筆の手紙や交換日記の写真も掲載されていた。
その中には「出逢ってくれて、会ってくれて、合ってくれて、くっついてくれて、入ってくれて、泣かせてくれて、きもちくしてくれて、いつもどんな時もあなたらしく居てくれて、対峙してくれて、本当にほんとに、ほんとうに、、ありがとう(原文ママ)」「あなたに出会えて、私の世界は色鮮やかになりました。本当はそばにいたい。24時間抱き合っていたい」など、広末から鳥羽氏に綴った文章もあり、その生々しいやり取りは我々に衝撃を与えた。
とはいえ、40代前半にしてここまでピュアすぎる内容の手紙を“想い人”に送れる感性はもはや羨ましい。他の手紙や交換日記にも、付き合い始めの高校生カップルがプリクラに書きそうな“甘々な文言”がびっしりと並んでいる。広末が感情に真っすぐな純粋な性格であることがうかがえ、もはや不倫の是非は置いておいて「役者に最も適している性格をしているのでは?」と関心させられた。
◆運転を自重しては? 15年前にも車で接触事故
広末は今回の事件で看護師に暴行を加えた病院には、新東名高速道路を走行中に広末が運転する車が大型トレーラーに追突する事故を起こしたことで緊急搬送されていた。つまりは交通事故が影響しているのだが、他にも車関係で“前科”がある広末。
2010年3月、子どもが通う幼稚園に車で向かう途中に、交差点手前で車と接触。当時警視庁北沢署は、広末の前方不注意が原因だったとみていると発表した。
この件を受けて広末は事務所を通じて「ご心配をお掛けし、大変申し訳ありません。今回のことを肝に銘じ、運転には今まで以上に細心の注意を払いたい」とコメントを寄せていた。
今回の事件は広末の不注意によるものなのかは明らかになっていない。それでも、向こう見ずな性格が運転にも出ていた可能性は十二分に想像されるため、運転は自重したほうが良いように思う。
◆タクシーに無賃乗車、地面に座り込んで大声
また、車関係のトラブルは他にもある。2001年7月には、ドラマの撮影期間中に都内のクラブで豪遊した後、泥酔したままタクシーで千葉・白浜町まで、約4万円分も無賃乗車をしたと報じられた。しかし彼女の奇行はそれだけでは終わらない。
財布を持っていないからと現地の人にタクシー代を借りたり、地面に座り込んで大声を出したり、千鳥足で歩いたりと、アイドルのイメージを一発で崩壊させるムーブを連発。その一部始終が『FRIDAY』で報じられた。“事実は小説より奇なり”を地で行くスタイルは20年以上も健在であり、おかしな言動を度々見せていた。
◆広末がいばらの道を歩くことは避けられない
“マジカルバナナ”のように連想しながらでも次々と奇行が出てくる広末。とはいえ、今回は奇行ではなく犯罪であり、明確な被害者がいる。広末の所属事務所は公式サイトで「病院で一時的にパニック状態に陥った。当面の間全ての芸能活動を自粛する」と発表した。
俳優復帰は容易ではなく、いばらの道を歩くことは避けられないだろう。今後のキャリアを注視したい。
<文/浅村サルディ>
【浅村サルディ】
芸能ネタ、炎上ネタが主食。好きなホルモンはマキシマム ザ ホルモン。