《ネクスト石破ランキング》3位は“石破続投”で2位は“野田聖子”、意外な結果の1位は松下政経塾出身

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2025年04月10日 11:00  週刊女性PRIME

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次の首相は誰がいい?女性1000人に聞いたネクスト石破ランキングTOP5

 昨年10月の第2次政権発足から半年。石破茂首相が首相公邸で自民党の衆議院議員1期生15人と会食した後「お土産」として1人あたり10万円の商品券を配ったことについて、党内外問わず有権者からも批判が相次いでいる。

「石破さんは人望がないことについて相当焦っています。そんな焦りから新人議員をなんとか味方につけようとしたのでは。法的にはグレーで罪に問われないと思いますが、ますます評価を下げたと言わざるを得ない」(全国紙政治部記者、以下同)

 今年7月の参院選の結果次第では政権が代わる可能性もささやかれている今、女性1000人にアンケートを実施。ネクスト石破は誰なのか─。

再登板で面目躍如?

「石破さんの後処理ができるのはこの人では」(宮城県・58歳)

 5位にランクインしたのは林芳正官房長官。岸田前首相の側近中の側近と呼ばれ、昨年9月の自民党総裁選では石破首相に敗れたが9人中4位に滑り込んだ。

「林さんは自民党のイメージアップにはもってこいの人物だと思います。これまでも政権を揺るがすような状況で官房長官に登用されるなど、ピンチヒッターとして起用されてきた。前回の総裁選でも、よどみなく政策を訴える姿が注目を集め、《政策通》として世間に広く認知されたのではないでしょうか」

 山口県出身で9人目の首相誕生となるか。

4位は立憲民主党代表の野田佳彦氏

「安倍さんみたいに返り咲いての面目躍如を期待する」(広島県・55歳)

 自民党以外からネクストの声が多かったのは、立憲民主党代表の野田佳彦氏。民主党政権最後の首相となったのは記憶に新しいものの、政策を覚えている人はいるのだろうか。政治ジャーナリストは、

「野田さんは野党議員の中ではかなりの人格者で知られています。安倍晋三元首相の国葬の際も欠席に丸をつけたハガキをSNSにアップするなどの非常識な野党議員が多い中、党派を超えて参列し、その追悼演説は高く評価されました。人としての常識的な感覚を持っている野田さんを支持する人が多いのは頷けます。前回は民主党が死に体となった中での首相就任でしたから、志半ばで敗退せざるを得なかった。安倍元首相のように2度目の登板で力を発揮してほしいと思う人が多いのでは」

 松下政経塾出身初の首相となった野田氏。自民党以外で初の再登板首相となるか。

3位は石破首相が続投

「結局こうなるのでは」(東京都・60歳)

 3位は石破首相が続投という意味でランクイン。しかし消去法の結果という回答ばかりで、現首相に期待している声はほぼ皆無。前出のジャーナリストは、

「首相になる前は党内野党と呼ばれて国民からの期待を背負っていた石破さんが、いざ総理になってみるとまったく弱腰に。政治は数の世界だと改めて思い知らされますね。石破さんはとにかく人望がないですから、やりたい政策を通すこともままならない。

 ただ今回、槍玉に挙がっている商品券問題は今までの慣習に沿っているだけ。それを言い訳にせず、自分がやったことはやったと報告するのは石破さんの良いところだと私は思います」

 本領発揮できないうちにチェンジしてしまうのだろうか。

日本初の女性首相?

「一度やらせてみたらいい」(静岡県・47歳)

 可能性を見込まれ、票を集めたのは自民党の野田聖子氏。'93年の衆院選に29歳で初当選し、37歳で郵政相に就任するなど順風満帆の政治家人生と思われたが、'05年の郵政民営化に反対したため、苦汁をなめることに。前回の総裁選では推薦人の確保が難しいとして立候補を断念。小泉進次郎氏の支援に回ったが─。

「一時は女性首相に最も近い人物、といわれていました。女性の先頭に立って道を切り開いてきた、という自負があるようなので首相になったらどうなるのか見てみたいですね。

 ただ野田さんは推薦人が集められなかったように党内からの支持や人望がないので、現実的には厳しいでしょう」(前出・政治ジャーナリスト、以下同)

 反社報道があったパートナーの存在もひっかかる? 

「石破さんじゃなくてこの方が首相だったら」(大阪府・42歳)

 前回の自民党総裁選で石破氏に決選投票で敗れた高市早苗氏が1位に。党員・党友票を合わせた第1回投票では181票を集め石破首相を大きくリードしたのだが。

「高市さんは昨年10月の衆院選で、支持層がかなり離れたんですよね。基盤が弱いので現実的には難しいかもしれません。ただ女性初の総理となると今一番近いのは高市さんですし、石破首相の支持率が落ちれば落ちるほど高市待望論が有権者からあがってくる。立憲民主の野田代表とは同じ松下政経塾出身ということで、党内外で協力して政策を進められるかもしれません」

 次こそ初の女性首相誕生なるか。

 アンケート結果を見た前出のジャーナリストは、

“この人に首相になってほしい”というよりも消去法で選ばれているのが気になりました。【いない】の回答が217票と圧倒的に多いのが今の政治を物語っているような気がします。

 ネクスト石破は現実的にいうと林官房長官や茂木敏充氏が一番近いんじゃないでしょうか。注目株は、小林鷹之氏。ただ、彼は財務省の言いなりで、老害議員らがうまく動かしやすいから党内人気が高いというのが皮肉。ダークホースでいうと鈴木宗男議員の長女・鈴木貴子氏も実力をつけてきている。ただ誰が首相になっても自民党の支持率が回復するとは思えない」

 夏の参院選で国民からノーを突きつけられる?

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