『サンダーボルツ*』“史上最強の敵”セントリー襲来! 人々を消す姿映る新予告が公開

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2025年04月11日 10:01  クランクイン!

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映画『サンダーボルツ*』場面写真  (C)2025 MARVEL
 マーベル・スタジオの歴史を大きく動かすのではとうわさされる新チームの活躍を描いた映画『サンダーボルツ*』が5月2日に劇場公開される。そんな本作の最新予告編が今回公開され、マーベル・スタジオ作品に初登場するヴィラン、セントリーの姿がお目見えとなった。

【動画】『サンダーボルツ*』新予告

 過去に悪事を犯しながらも、アベンジャーズに代わって世界に襲いかかる危機に立ち向かうことになった、“最強”でも、“ヒーロー”でもない、〈超クセ強な無法者〉チーム〈サンダーボルツ*〉。ブラック・ウィドウ(ナターシャ)の“妹”で、かつてロシアのスパイ機関で強制的に養成された一流の暗殺者エレーナや、悪の組織ヒドラに洗脳され、暗殺兵器として利用されていたが、本来の人格を取り戻しサンダーボルツのまとめ役として戦う孤高の超人兵士ウィンター・ソルジャー/バッキーなど総勢6名のチームだが、チームとしてのまとまりは皆無で、彼らの人生は後悔と苦難と思いだしたくない出来事でいっぱいだ。

 未来を託すには不安すぎる〈サンダーボルツ*〉だが、彼らは未曾有の危機を前に集結し、戦う。いや、“戦うしかない”状況に放り込まれる。使命感や正義感…そんな立派なものはどこにもない。それでもすべてをかけて、世界を守るため、そして人生逆転のために集結する。彼らが過去の苦しみを跳ねのけて突き進む姿は人間味にあふれ、無法者なのに共感でき親近感がわく。ヒーローでも正義の味方でもないのに誰もが〈サンダーボルツ*〉を応援したくなること間違いない。

 そして、累計世界興行収入280億ドル(3兆円以上)を誇り、公開まで1年ほどと迫った『アベンジャーズ』シリーズの最新作『アベンジャーズ:ドゥームズデイ(原題)』にも参戦することが決定している彼らの物語が、新たなアベンジャーズにどのように接続されるのかー? マーベル・スタジオ作品の大きなターニング・ポイントとなる『サンダーボルツ*』のストーリー展開にも世界中から注目があつまり、予告編や新ビジュアルが公開されるたびにネット上のトレンド、人気ワード、アクセスランキングを席巻。公開に向けて期待が高まり続けている。

 そんな中で公開された今回の予告編では、ニューヨークを襲う異常事態を起こした主が、マーベル・スタジオ作品に初登場するヴィラン、セントリーであることがはじめて明らかに。神を自称するセントリーがニューヨークの上空から漆黒の闇を生み出し、その闇にのまれた人々が瞬く間に影だけ残して姿を消してゆくー。そんな世界最大の脅威にさらされても、アベンジャーズ不在の世界では誰も助けにきてくれない。

 絶体絶命、絶望的な状況の中白羽の矢が立ったのは、孤高の超人兵士ウィンター・ソルジャーことバッキー(セバスチャン・スタン)率いる超クセ強な無法者たちの寄せ集めチーム〈サンダーボルツ*〉だった。世界を救うという名誉な任務に誘われても、過去の過ちや悪事が頭をよぎるのか「私たちには無理」と躊躇するエレーナ(フローレンス・ピュー)たち。しかし「過去を抱えて生きるか。新たな一歩を踏み出すか」と改めて問われ、腹をくくりヒーローとして世界を救うことを決意。最強でもヒーローでもない、何も成し遂げられず挫折ばかりだった彼らが、もう一度自分を信じて強大な敵に立ち向かっていく覚悟に胸が熱くなる、これまでにないエモーショナルな予告編になっている。“私たちと同じ“ように、超人でも完璧な存在でもない〈サンダーボルツ*〉に、奇跡の人生一発逆転は起こせるのか?

 未熟だから成長できる―、欠点があるから仲間と助け合う。そんな超クセ者たちの敗者復活戦は共感度100%。これまで数々の作品でキャラクターの弱点や悩みといった人間味までも丁寧に描いてきたマーベル・スタジオの真骨頂ともいえるキャラクターのドラマにも、期待がかかる。

 さらに予告編では、CIA長官ヴァレンティーナがヴィランのセントリーを「アベンジャーズ全員を合わせた以上のパワーを持つ、究極と呼ぶべき“ヒーロー”」と称するセリフがある。〈サンダーボルツ*〉が立ち向かうヴィラン、セントリーに隠された秘密とは? 予告編では明かされないが、謎に包まれた史上最強の敵セントリー誕生の経緯も、本作の重要なトピックになっていることを伺わせる。

 映画『サンダーボルツ*』は、5月2日より公開。
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