二宮和也主演作&広瀬すず主演作など日本から3作品!第78回カンヌ国際映画祭ラインナップ発表!

0

2025年04月11日 18:40  クランクイン!

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

クランクイン!

映画『8番出口』に出演する二宮和也 (C)2025 映画「8番出口」製作委員会
 世界三大映画祭に数えられるカンヌ国際映画祭の作品ラインナップが発表された。今年は日本からも、早川千絵監督の最新作『ルノワール』をはじめ、広瀬すず主演『遠い山なみの光』、二宮和也主演『8番出口』と3作品が公開される。

【動画】河合優実、坂東龍汰らも出演『ルノワール』予告編

 『PLAN 75』でカメラドール特別賞を受賞した早川監督の長編監督2作目となる『ルノワール』は、1980年代後半の夏を舞台に、闘病中の父と、仕事に追われる母と暮らす11歳の少女フキの物語。早川監督は2作品連続でコンペティション部門に選出され、最高賞パルムドールを競うことになる。

 広瀬主演、二階堂ふみの共演で、ノーベル文学賞受賞作家カズオ・イシグロのデビュー作を映画化する『遠い山なみの光』は、ある視点部門に選出。嵐・二宮和也主演、川村元気監督の『8番出口』はミッドナイト・スクリーニング部門に招待された。

 このほか、コンペティション部門には、ウェス・アンダーソン監督の『The Phoenician Scheme(原題)』、リチャード・リンクレイター監督の『Nouvelle Vague(原題)』、アリ・アスター監督の『Eddington(原題)』などが選出。トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』や、スパイク・リー監督デンゼル・ワシントン主演の『Highest 2 Lowest(原題)』が非コンペティション部門に出品されたほか、ボノのドキュメンタリー映画『Bono:Stories of Surrender』が特別上映される。

 また、アンダーソン監督の『The Phoenician Scheme』に出演するスカーレット・ヨハンソンが、監督デビュー作『Eleanor the Great(原題)』をお披露目。『ベイビーガール』のハリス・ディキンソンの監督デビュー作『Urchin(原題)』などとともに、ある視点部門に選ばれた。

 第78回カンヌ国際映画祭は、5月13日から24日まで南仏で開催。ジュリエット・ビノシュがコンペティション部門の審査委員長を務め、ロバート・デ・ニーロに名誉パルムドールが贈られる。

 第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門の出品作品は、以下の通り。
『The Phoenician Scheme(原題)』ウェス・アンダーソン
『Eddington(原題)』アリ・アスター
『Jeunes mères(原題)』ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ
『Alpha(原題)』ジュリア・デュクルノー
『ルノワール』早川千絵
『The History of Sound(原題)』オリヴァー・ハーマナス
『La Petite Dernière(原題)』アフシア・エルジ
『Sirat(原題)オリヴァー・ラクセ
『Nouvelle Vague(原題)』リチャード・リンクレイター
『Deux Procureurs(原題)』セルゲイ・ロズニツァ
『Fuori(原題)』マリオ・マルトーネ
『O Secreto Agente(原題)』クレベール・メンドンサ・フィリオ
『Dossier 137(原題)』ドミニク・モル
『Un Simple Accident(原題)』ジャファル・パナヒ
『The Mastermind(原題)』ケリー・ライカート
『Aigles of the Republic(原題)』タリク・サレー
『Sound of Falling(原題)』マーシャ・シリンスキー
『Romería(原題)』カルラ・シモン
『Sentimental Value(原題)』ヨアキム・トリアー
    ニュース設定