新ドラマ『失踪人捜索班 消えた真実』(テレビ東京系)は、警察が捜査しない失踪人、そして最愛の妻を捜し出すため、元刑事の主人公が失踪人捜索班のメンバーたちと奔走する姿を描くノンストップ・エンターテインメント。
「探偵ものの要素に加え、刑事ドラマの要素や家族の物語などいろんな側面を持つ作品です。特に、捜索班のメンバーは個性豊かで、演者もチャーミングな方ばかり。現場の雰囲気のよさが、テンポやセリフの掛け合いに表れているのではないかなと思います」
そう語るのは、捜索班リーダー・城崎を演じる町田啓太(34)。警察を辞職した城崎の一番の協力者である刑事・笹塚とのバディも見どころの一つだ。笹塚演じる小泉孝太郎(46)とは、過去に共演経験もあり、全幅の信頼を置いているという。
「小泉さんとも、バディものは、演じる役者同士の関係性も見えてしまうので嘘がつけないよね、というお話をしていたのですが、僕と小泉さんなら親密なバディになれると楽しみにしています。先日も、捜査一課時代の撮影のとき、アドリブで小泉さんに抱きついたら、これまで聞いたことのないような声を出されて(笑)。『こういう関係性もいいね』と満面の笑みを浮かべてくれました」
失踪人を追う城崎は、“諦めなければ何かをつかめる”という執念を持つ男。その強い思いに「自分も勇気づけられた」というが、共通点はあるのだろうか?
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「僕自身も、1個1個の仕事に対して考えることを諦めずにやってきました。いろんなことを考えたり試したり、考え抜いて現場に挑んできた結果、次につながったというのがほとんど。ただ、城崎とは違い、僕は周りの人に頼ることがあまり得意ではなく、自分一人でやろうとして空回りしてしまうことが多々あります。城崎のように素直に人を頼って、協力してもらえるのはいいことだなと思います」
さらに、自身の諦められないことを尋ねると、「やはり年齢を重ねますと、質のいい睡眠とバランスのいい食事、これは諦められないかな」と笑顔を見せた。
’24年のNHK大河ドラマ『光る君へ』など話題作への出演が続く町田。アウトプットを続ける俳優として、インプットする時間はとても大事にしているという。
「俳優業のほかにファッション系やアート系、声のお仕事などもさせていただいていて、そういうところから新しいことを吸収することもあります。それに、映画やドラマ、ドキュメンタリーなどを見ても勉強になりますね。必要があれば、プライベートの時間を削ることもありますが、基本は、仕事と同じようにプライベートも豊かであるのが一番ですね」
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