
気温の高い日が増えてきたので、水分補給を意識することも多くなってきたかもしれません。
飲み物を多めに持ち歩きたいという人は、ダイソー姉妹ブランドの「Standard Products(スタンダードプロダクツ)」が展開する「ドリンクボトル 900ml」(以下、ドリンクボトル)をチェックしてみてください。ここでは、このドリンクボトルの実際の使い心地をレビューします。
●900mlの飲み物を持ち歩ける大きめのドリンクボトル
スタンダードプロダクツのドリンクボトルは、満水時が1L、実容量が900mlのボトルです。一般的に、水筒は500mlや750mlが多いので、900mlとなると大容量と言えるでしょう。
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もちろんその分、全体的にサイズも大きいです。上の写真は、身長160cmの人がドリンクボトルを持っているところ。ボトルに高さと太さがあることが分かります。リュックのサイドポケットには入らない大きさかもしれません。
トートバッグの中などに入れても、スペースはとってしまいます。
持ち手になるような部分はないので、手で持ち運ぶときは、ボトル本体かふたの部分を持つことになります。
材質は本体がABS樹脂、ふたがポリプロピレンです。本体の耐熱温度は60度となっているので、それより熱い飲み物を入れることはできません。また食洗機や電子レンジでの使用も不可となっています。
●ペットボトルのような飲み口 高さがあるので洗うのは大変かも
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ドリンクボトルには、スクリュータイプのふたが付いています。ペットボトルのような飲み口になっており、口部分が小さめです。飲みにくさは感じません。
ただ洗うときは、飲み口が小さいので、水筒用のスポンジでも入れにくいと感じます。また高さがあるので、スポンジで底まで洗うのがやっとというところ。スポンジの柄が短いと、底に届かないかもしれません。
●保温・保冷効果はない 常温で飲みたい人にはぴったり
ドリンクボトルは、保温や保冷ができるタイプの水筒とは違うので、冷たいドリンクを入れても、次第にぬるくなってしまいます。夏場に冷たい飲み物を飲みたいのであれば、早めに飲み切る必要がありますね。
ただ、夏でも常温の飲み物を飲みたい人には向いています。筆者も常温のものを飲みたいので、冷たさをキープする必要がなく、むしろ使いやすいと思いました。
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●メモリ付きだからスポーツドリンクなども作りやすい
ドリンクボトルには、側面に100ml単位でメモリが付いています。スポーツドリンクなど希釈タイプの飲み物を作るのに便利です。
メモリに合わせて材料を入れ、ふたをすればそのまま振って混ぜることができます。
キッチンにあれば、軽量カップの代わりにもできます。実際、筆者は調理中にこのドリンクボトルで、さっと水を軽量することがあります。
スタンダードプロダクツのドリンクボトルの価格は、550円(税込み、以下同)です。
筆者が購入したカラーはホワイトですが、ブラックもラインアップしています。また、900mlだけでなく、500mlタイプも展開しており、そちらは330円で購入できます(店舗によって在庫が異なります)。