広末涼子さん、勾留解除　所属事務所「薬物反応なし」「治療に専念」

　静岡県島田市の病院で女性看護師に暴行を加え、けがをさせたとして傷害容疑で現行犯逮捕されていた俳優・広末涼子さんについて4月16日、個人事務所「株式会社R.H」が公式サイトを通じて勾留解除を報告しました。あわせて、被害者や関係者への謝罪と今後の対応方針についても説明しています。

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　発表ではまず「このたび、広末涼子の勾留が解除されましたことをご報告申し上げます」と報告。被害者への深い謝罪の言葉が述べられ、「関係者の皆さまにも、ご心痛、ご負担をおかけしたことを真撃に受け止め、誠実に責任を果たしてまいります」との姿勢が示されました。

　勾留中、アルコール検査や薬物検査、家宅捜査も行われましたが、検出・押収はされておらず、事務所側も「本人は、過去を含め、薬物に一切関与しておりません」と強調。広末さん本人は、自身の行動が「被害者をはじめ多くの方々に多大な迷惑と混乱を与えてしまった」として、深く反省しているとのことです。

　今後については、精神的に不安定な状態も見られたため、医療機関での診断を受け、医師の指導のもとで治療と健康回復に努めるとのこと。加えて、広末さんや関係者への直接的な取材や接触については、回復の妨げとなる可能性があるとして、配慮を求めています。

　また、今回の件により、広末さんが出演予定だった一部の仕事が中止・延期されたことにも言及し、関係者への謝罪が改めて述べられました。

　最後に、ファンから寄せられたメッセージについては「関係者一同にとっても大きな支えとなっております」と感謝を表明。「今後につきましては、本人の体調と状況を見極めながら、慎重に対応を進めてまいります」と締めくくられています。

　広末さんは4月7日、静岡県掛川市の新東名高速道路上り線で、大型トレーラーに追突する事故を起こしました。その後、静岡県島田市の病院に搬送されましたが、看護師の女性をひっかくなどして軽傷を負わせたとして、8日未明に傷害の疑いで現行犯逮捕。逮捕後は浜松西警察署に勾留されていましたが、4月16日朝に勾留が解除されました。署から出る際、広末さんは黒いスーツ姿で報道陣に一礼し、黒のワンボックスカーに乗ってその場を後にしました。

＜参考・引用＞
RH｜広末涼子公式サイト

（山口弘剛）

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛‌ | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025041603.html