
【写真】鈴鹿央士撮影のエモショット 映画『花まんま』現場写真
本作は、2005年、第133回直木賞を受賞した朱川湊人の短編集『花まんま』を、前田哲監督のメガホンで実写映画化。
早世した両親と交わした「兄貴はどんな時も妹を守るんや」という約束を胸に、たった1人の妹の親代わりとして大阪下町で生きる熱血漢の兄・俊樹を演じるのは鈴木亮平。まもなくの結婚を控えながら、ある〈秘密〉を抱えている妹・フミ子を有村架純が演じる。鈴木と有村は初共演。
鈴鹿央士が撮影した写真には、車の運転席に座る鈴木亮平の表情を後部座席から捉えたアップショットをはじめ、挙式衣装に身を包んだ兄・俊樹役の鈴木と妹・フミ子役の有村架純が、自然な笑顔で写真撮影している様子を絶妙な距離から写真に収めた瞬間や、披露宴会場の高砂席から来場客の様子を映したカットなど、鈴鹿独自の視点で捉えた現場のリアルな様子が映し出されている。さらに、バージンロードを歩くシーンで有村をどのように撮影するか前田監督が決めている一幕や、撮影待機中の有村の姿を捉えたぼやけたカットなどからは、現場の空気感がそのまま伝わってくる。
鈴鹿は、撮影中の現場の様子について「日々の撮影では現場でリラックスしてお芝居できるように作ってくださいました。前田監督は僕たちが何か考えている瞬間に近くに来てくださって、特に声をかけることがなければ、またカメラの方に戻られるんです。そうして常に、俳優部の様子をしっかりと見守ってくだいました。必要な時にはしっかりと言葉を交わしてくださいますし、ご自身の中で明確なビジョンを持っておられる監督だと思います。そのおかげで、とても心地よくお芝居させていただいています」と前田監督が作り出す舞台の居心地の良さについて語っている。
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鈴鹿ならではの視点により撮影現場の空気をとらえたフィルム写真の数々は、映画の公式インスタグラムでも展開予定。
映画『花まんま』は、4月25日より全国公開。