石橋貴明、食道がんに咽頭がんも併発　食道がん、咽頭がんとは？　その関連性は？

中居正広氏（52）の性暴力に端を発する問題を巡り、フジテレビ女性社員にセクハラをしたと報じられたお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明（63）は16日、所属事務所を通じて、コメントを発表。深酒のため覚えていないとしつつも「不快な思いをさせてしまったことを、大変申し訳なく思っています」と謝罪した。

同時に、その書面の中で、公表していた食道がんに加え、咽頭（いんとう）がんも併発していたと伝えた。すでに手術を終え、集中治療室から一般病棟に戻ったことも報告している。

◆咽頭がん　咽頭とは、鼻の奥から食道までの領域で、そこに発生するがん。上咽頭、中咽頭、下咽頭の3部位に分けられる。中でも、中・下咽頭がんは、飲酒・喫煙が危険とされ、口腔（こうくう）、咽頭、喉頭、食道のがんに共通する危険因子でもある。

◆食道がん　咽頭と胃をつなぐ臓器、食道は、食物を胃に送る働きを担う。この部位に発生するのが食道がんで、男性に多く、50歳代から増え、70歳代でピークとなるという。扁平（へんぺい）上皮がん、腺がんに大別され、扁平上皮がんは、飲酒と喫煙と強い関連性があるとされている。