
上皇ご夫妻の長女で、天皇陛下の妹にあたる黒田清子さんは、'05年に東京都職員の黒田慶樹さんと結婚。慶樹さんは今年で60歳を迎え、定年を目前にいわゆる“天下り人事”が発令され、夫妻に注目が集まっている。
東京都職員の部長級人事の通達
「今年3月、東京都職員の部長級人事が通達され、慶樹さんは4月1日付でこれまで在籍していた建設局担当部長という肩書のまま、公益財団法人東京動物園協会へ常勤の常務理事として派遣されることとなったのです。同協会へは過去、退職後の都職員が再就職先として天下るケースもありました。慶樹さんの年次の職員の定年は62歳ですから、定年後の働き先を考慮した上での人事と言えるでしょう」(皇室ジャーナリスト、以下同)
一方、清子さんも結婚後は三重県・伊勢神宮のご奉仕に携わっており、'17年からは祭主を務めている。
「伊勢神宮の祭主は古来から天皇のご意思を神々に伝えるという役割を担っており、皇室にとって欠かせない重要な任務です。清子さんは、責任ある務めを果たしながら、報告もかねて両陛下や上皇ご夫妻のお住まいへ、頻繁に足を運ばれています。東京と三重を往復する多忙な生活を、慶樹さんは献身的に支えてきました。
皇室の縁戚であれば出世も望めるでしょうが、昇進すればするほど都議会での答弁や記者会見など、表に立つ機会が増えます。慶樹さんは“皇室に迷惑をかけないように”と、昇進には一貫して消極的だったそうです」
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そんな慶樹さんへ皇室の方々は厚い信頼を寄せておられるという。
「慶樹さんはもともと、清子さんの兄である秋篠宮さまと学習院初等科から大学まで学生生活を共にした親友です。学生時代から秋篠宮さまに招かれてお住まいの東宮御所を訪れることもあったそうで、清子さんのご家族にとっても安心して結婚を許可できる人物だったのでしょう。特に美智子さまは慶樹さんに全幅の信頼を置いていて、周囲には“あの人はしっかりしています”と語られたこともあったそうです」
内親王のお相手として理想的
結婚後も皇室を支え続ける清子さんを陰で支えつつ、皇室の方々からも信頼を置かれる慶樹さんは、“内親王のお相手として理想的”とSNS上では話題になっていて、
《慶樹さんも清子さんも皇族の親戚としてどのように生きるべきかをよく理解なさっていた。 等身大の堅実な生活を貫かれたことはご立派だったと思います》
《眞子さんもこんな人と出会えたら国民から祝福された結婚が出来ただろうに…》
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《佳子さまもこんなお相手とのご結婚であれば幸せになられるのでは》
といった声が上がっている。
「そもそも、今回の慶樹さんのような人事は、公務員の定年後の就職先の斡旋とも捉えられ、批判的な声が寄せられることが常でした。しかし、これまで慶樹さんは皇室の縁戚として誠実かつ堅実な生活を送っていたからか、“これまで立場上、さまざまな規制やご苦労があったと思うので、その見返りとして再就職先に赴かれることについて良かったと思います”などの声が見られ、この人事には好意的な意見の方が多いようです。
秋篠宮家の次女である佳子さまは今年31歳で、ご結婚に向けた動向に注目が集まっています。姉の眞子さんの結婚騒動も記憶に新しく、お相手には厳しい視線が注がれるかもしれませんが、慶樹さんのようなお相手であれば国民も納得できるのではないでしょうか」
佳子さまが素敵なお相手と出会われることを願いたい。
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