鈴木亮平、有村架純は隣の市出身 デビュー時には「『めちゃめちゃかわいいねん』っていう話を聞いた」

0

2025年04月17日 22:30  クランクイン!

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

クランクイン!

映画『花まんま』完成披露プレミア試写会の様子  クランクイン!
 俳優の鈴木亮平と女優の有村架純が17日、都内で行われた映画『花まんま』完成披露プレミア試写会に、共演の鈴鹿央士、ファーストサマーウイカ、オール阪神・巨人、前田哲監督、イメージソングを担当したAIと共に出席。鈴木は隣の市出身の有村がデビューしたときに「めちゃめちゃかわいい」という話を聞いていたと明かした。

【写真】涼やかなドレス姿が美しい有村架純

 原作は、2005年に第133回直木賞を受賞した短編集『花まんま』(文春文庫)。記憶の濃淡を丁寧に語り分けながら、人間の哀しさや温かさを繊細に織り込む巧みな筆致で評価される作家・朱川湊人の代表作で、ある兄妹の不思議な体験を描いた物語だ。早逝した両親と交わした「兄貴はどんな時も妹を守るんや」という約束を胸に、たった1人の妹の親代わりとして大阪下町で生きる熱血漢の兄・俊樹を鈴木が、まもなくの結婚を控えながら、ある〈秘密〉を抱えている妹・フミ子を有村が演じる。

 鈴木は、初共演の有村について「すごく地元が近くてですね、隣の市出身で。デビューした時から『伊丹の子がデビューした!』と思ってました」と告白。続けて「地元の中学校の友達とかからも『伊丹出身の子が最近デビューしたんやけど、めちゃめちゃかわいいねん』っていう話を聞いたんですよ。初期から有村さんを存じ上げていた」と明かした。

 さらに鈴木は、本作の話を聞いたときのことを振り返り「『関西のきょうだい』って聞いて。『俊樹の役が自分だったらフミ子さんの役はどういうイメージですか?』と聞かれたときに『有村架純さんとはいつかご一緒したいなと思っています』と伝えさせていただいた」と説明。「こうして叶って、僕としてはものすごくうれしかったです」と喜びをかみしめた。現場に入る前も入ってからもとてもナチュラルな関係でいられたという鈴木と有村。鈴木は「実際のきょうだいってそんなにベタベタしないじゃないですか」と口にし「その距離感みたいなものを何も言わなくても、初日からきょうだいとして存在できました。相性がすごくよかったんじゃないかなと個人的には思っています」としみじみ語った。

 有村は鈴木について「現場に入ると、本当に地元にずっと住んでいるお兄ちゃんみたいな雰囲気が漂っていました」と述懐。さらに「関西弁で話しかけてくださったので、壁が一切ないというか」とも振り返り「自分一人でお芝居に向かうというよりも、みんなを巻き込んで現場を前に進めてくれる方なんだな、というのをすごく感じて。とてもやりやすかったです。私も相性がよかったのではないかなと思っています」とほほ笑んだ。

 イベントでは、AIがイメージソングの「my wish」のワンフレーズをアカペラで歌唱する場面も。キャスト陣は真剣にAIの歌声を聞き、有村は「本当はAIさんの方を見ようかなと思っていたんですけど、もう耳がもったいなさすぎて。ずっとこちら(AIの方向)に全集中して耳を傾けさせていただきました。本当に素晴らしい」と感無量の様子を見せた。有村は「この曲を初めて聞いたとき、母のようなぬくもりや包容力をすごく感じました」と伝えていた。

 映画『花まんま』は、4月25日より全国公開。
    ニュース設定