
【写真】登美子の言葉に困惑する崇 『あんぱん』第15回場面カット
8年間音沙汰のなかった登美子(松嶋菜々子)が突然、御免与町に帰ってくる。登美子に対してわだかまりが残ってはいるものの、自分の漫画を褒められてうれしくなる嵩。
一方で、兄貴のようには喜べないとシーソーに座って本を読む千尋(中沢元紀)を、通りがかりののぶが見つける。その後、商店街で談笑する嵩と登美子の前に、思いつめた表情ののぶがやってくる。そしてのぶは、涙ながらに登美子にある思いを伝える…。
ラストシーンでは、寛(竹野内豊)や妻の千代子(戸田菜穂)、嵩たちが食卓を囲んでいる。静かに食事が進む中、千尋は育ての親でもある寛に「お話があります」と切り出す。病院を継ぐため将来は医師になると話していた千尋だったが「わしは医学ではのうて、法学を学ぶことにしました」と告げる。
法律家になりたいと真剣に訴える千尋を前に、千代子がうろたえ「この医院はどうなるがですか?」ともらすと、登美子が落ち着き払った様子で「ご心配なく」とつぶやき「いざという時には、千尋さんの代わりに嵩が医者になりますから」と宣言。
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