OPPOのAシリーズは価格を抑えたモデルを多数出していますが、その最上位モデルとなる「A5 Pro」の中国モデルは、ちょっとした特徴があります。本体のデザインは一般的なスマートフォンと変わりませんが、マイナス35度でも動作するなどタフな仕様なのです。
発売は2024年12月27日で、新年に合わせた深紅ボディーモデルも登場しました。ちなみに中国のお正月は旧暦を祝い、2025年は1月29日でした。日本の感覚では年末に発売されたと思われますが、中国では「これから始まる旧正月に向けた記念モデル」として約1カ月間、大きな注目を集めました。
スペック的にはIP68、IP69、IP66に対応し、マイナス35度でも4時間駆動できるなど、過酷な気象条件になりやすい中国の北方エリアで重視される性能も有しています。実は“中国版MILスペック”ともいえる、中国軍用規格「GJB 150A-2009」に準拠しており、タフな仕様に十分耐えることができるのです。フロントガラスもGorilla Glass Victus 2でカバーされています。
プロセッサはMediaTekのDimensity 7300、バッテリーは6000mAhで、80Wの急速充電に対応します。OSはAndroid 15ベースのColorOS 15です。
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価格は1999元(約4万1000円)です。カメラが実質5000万画素の1つだけなのがやや物足りないものの、極寒の地で安心して使うことができる点は大きなアドバンテージです。
本体の他のカラバリも天然の鉱物にインスピレーションを得たものになっており、岩石特有の自然色を再現しています。さりげなく本体の強さを表しているのです。
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