転職経験者が「面接でよく聞かれた質問」 2位「前職の退職・転職理由」、1位は?

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2025年04月21日 10:01  ITmedia ビジネスオンライン

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転職の面接で、何を聞かれた?

 転職活動で多くの人が不安を感じる面接。フロンティア(東京都品川区)の「転職の面接に関する意識調査」によると、転職経験者が実際に受けたことのある「面接でよく聞かれた質問」の1位は「志望動機」であることが分かった。


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 2位以下は「前職の退職・転職理由」「これまでに経験した仕事内容」「自己紹介・自己PR」「資格やスキル・免許の有無」「自分が考えるキャリアプラン・目標」「労働環境についての希望や確認」が続いた。


 フロンティアは「『なぜ当社を選んだのか?』という問いは、ほぼすべての面接に登場する定番だが、実際に『どう答えるべきか分からない』と悩む声が非常に多く寄せられた。特に『条件面が本音なのに、それだけでは通用しない』と感じて表現に苦戦した人が目立った。志望動機では、企業の事業内容や理念を理解した上で、自分の経験や価値観とどう接点があるのかを丁寧に言語化する必要がある」とコメントした。


●面接対策で実施したことは?


 面接対策経験者の「実施した準備内容」で、最も多かったのは「想定できる質問を考えておく」だった。以下「身だしなみを整えておく」「企業研究」「自己分析」「退職理由の伝え方を工夫する」「話し方を確認しておく」「一人での面接練習」「本・サイト・動画で見て学ぶ」が続いた。


 「『志望動機』『退職理由』『自己PR』など、頻出質問への回答を事前にまとめておくのは、面接準備の基本中の基本。『何を聞かれるか分からないことが一番怖い』との声も多く、不安を少しでも和らげるために、できる限りの“予測と準備”に時間を割く人が目立った」(フロンティア)


 インターネットによる調査で、対象は過去に転職活動を行ったことのある20〜50代の男女200人。調査時期は4月。



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