野村邦丸アナ、腎臓がん公表 「やせたね」と言われ昨年末の検査でステージ3判明 30日手術予定

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2025年04月21日 11:13  日刊スポーツ

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野村邦丸アナ(2012年11月撮影)

フリーアナウンサー野村邦丸(68)が21日、ステージ3の腎臓がんの治療のため、当面のあいだ休養することを発表した。


この日、パーソナリティーを務める文化放送生ワイド「くにまる食堂」(月〜木曜午前9時〜午後1時)の放送で報告した。30日に手術を受けるため、28日の放送から休養に入る。「翌々週」から復帰予定という。


11時台の放送の冒頭で野村は「私、しばらく『くにまる食堂』お休みさせていただきます」と切り出し、「右の腎臓にがん細胞がありました。いわゆる腎臓がんです」。昨年後半から、会う人に「やせたね」と言われるようになり、昨年12月に入って北里大学病院で検査を受けたところ、右の腎臓にがん細胞があることが分かり、「ステージ3のBまでいっている」と診断を受けた。


これまで、投薬と抗がん剤で治療を続け、「炎症の数値がどんどん下がった」「劇的に病巣が小さくなった」ことで摘出手術を受けられるようになったという。手術は内視鏡手術で行い、「5センチくらいの取り出し口の穴を作って摘出する」とした。


野村は「ラクに取り出せるんだな。えっ、というくらい医療が進歩している」としみじみ。30日の手術後、経過をみて退院となる。「今年前半はほとんどダメかなと思っていたが、医師から『こどもの日(5月5日)あたりに退院』と言われた」と明るい声で語った。


17年に文化放送を60歳で定年退職して以来、人間ドックや健康診断は行っていなかったという。この日は「皆さん、人間ドックと健康診断は受けましょう」と呼びかけていた。


野村が休養中の「くにまる食堂」は、月曜と火曜のパートナーを務めている坂口愛美アナ、水曜と木曜のパートナーを務めている甲斐彩加アナがそれぞれの曜日の放送4時間すべてを担当。カンニング竹山(月曜)、村尾信尚(火曜)、内藤剛志の曜日パートナーもこれまで通り出演する。


野村は茨城放送を経て、91年に文化放送アナウンサーに転身。17年に定年退職以降、フリーとして活動している。02年に「くにまる食堂」の前身である「野村邦丸のごきげん!二重丸◎」がスタート。以来、「くにまるワイドごぜんさま〜」「くにまるジャパン」「くにまるジャパン極」とタイトルを変えながら、23年間にわたり同局午前の生ワイドを担当し、午前の顔を務めている。

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