秋山成勲「初心に戻る場所が無くなった」生野区の実家取り壊し「秋山家はここから始まった」「皆さんも時間を大切に」

総合格闘家の秋山成勲さん（49）が自身のインスタグラムを更新。大阪市生野区にあった実家が取り壊されたことを報告しました。

【写真】取り壊された生野区の実家に立つ秋山成勲

「初心に戻る場所が無くなった」というコメントで始め、「私が大阪で産まれてから家族4人で小さい部屋２つ、家賃約3万」「お金も無く頑張って仕事をして稼いでいた親父、母親も私達が寝てから夜の仕事」「でも最高の思い出が沢山詰まった大好きな場所」と当時の実家での生活を振り返り、「最近は私が苦難に遭った時ここに来て初心に帰り、自分を奮い立たせる。私にとってのパワースポット」と自身の実家に対する思いを綴ります。「でも無くなってしまったわ。建物も古いから、いつかはと分かってはいたが、やはり心の中の何かが無くなった感じが否めない。秋山家はここから始まったから」と悲しむ様子。

「でもあと残された人生の時間、前を向いて自分を信じて、行動に移し楽しむ事にする。誰に何と言われても俺は俺」と前向きな姿勢を見せ、「皆さんも時間を大切に　時間は有限です」と締めました。

投稿には実家を見つめる秋山さんの背中や、実家の階段に立つ幼少期の秋山さん、実際に取り壊されている様子などが写る写真も公開されました。

コメントでは「心の中の想い出の風景は誰にも消せません」「胸張って行こう」「兄さん頑張ってください」「いつも応援しています」と沢山の応援の声が寄せられました。

秋山成勲さんは2006年「K−1Dynamite！！」で桜庭和志さんと対戦し、1ラウンドTKO勝ちしたが、その後、禁止されていたボディクリームを全身に塗ったことが発覚し、ノーコンテスト（無効試合）に。主催団体からは無期限出場停止処分を受けた。出場停止処分解除されると、DREAM、UFC、ONE Championshipで試合を重ねた。
2021年、清原和博氏のYouTubeチャンネル「清ちゃんスポーツ」に出演し、「桜庭選手に対して自分が100％悪かったです。何も言い訳できません」と15年越しの謝罪を行った。

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