山口崇さん死去「クイズタイムショック」とは?「今、何問目?」1分12問 回って落ちる椅子も

11

2025年04月21日 16:07  日刊スポーツ

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

日刊スポーツ

「女・その愛のシリーズ」の「婦系図」のお蔦役で主税の山口崇と、シットリした演技を見せた浅丘ルリ子(1973年10月撮影)

テレビ朝日系クイズ番組「クイズタイムショック」の2代目司会者や、時代劇「大岡越前」の徳川吉宗役などで知られた俳優山口崇(やまぐち・たかし、本名山口岑芳=やまぐち・たかよし)さんが、肺がんのため18日に亡くなった。88歳だった。所属事務所が21日に公式サイトで発表した。


「クイズタイムショック」は1969年(昭44)1月にスタート。初代司会の俳優田宮二郎さんが「現代は時間との闘いです。さあ、あなたの心臓に挑戦します。Time is money。1分間で100万円のチャンスです……。タ〜イム・ショック!」と、ストップウオッチを手にした名調子のセリフも話題となり、1年目には早くも視聴率29%を記録する人気番組となった。


田宮さんから引き継いだ山口さんは、78年から番組終了の86年3月まで司会を担当。山口さんも軽妙な進行で、人気継続に貢献した。


解答者は大きな1分間のタイムウオッチの秒針が背景にある解答席に座り、5秒おきに計12問出題。その出題のスピーディーさや、解答数が増えるごとに賞金が上がり、正解が3問以下だと、解答者のいすが回転しながら転落するように下降してしまう斬新なシステムもあった。さらに、通常の出題に加え「今、何問目?」など、解答者の記憶力や焦りなどの心理状態を試す独特の質問もトレードマークとなった。


86年に一度、番組は終了したが、その後、89年10月から翌年まで生島ヒロシ、00年以降も、中山秀征や新山千春の進行で複数回、復活している。

このニュースに関するつぶやき

  • やっぱり大岡越前の吉宗役が印象的でしたね。御冥福を御祈り致します。
    • イイネ!0
    • コメント 0件

つぶやき一覧へ(5件)

ランキングエンタメ

ニュース設定