4月15日放送の『NO MAKE』(ABEMA)で、’83年にアイドル歌手としてデビューした俳優のいとうまい子(60)が“性接待”について明かした。
この春から大学教授という肩書きも持つことになったいとう。教えるのは、ヒューニング学で、番組でいとうは「悩んだり困ったりしたときに、いつもそこに立ち返って、正しい方向に間違ってない方向に持っていけることをスキルとして身につけてもらう学問です」と説明している。
そんないとうは初講義で、デビューのきっかけとなったコンテストにもともと“やらせ”が仕掛けられていたことを告白。さらに仕事が決まった際、関係者やマネージャーと食事をした際、「今晩相手してよね」と“性接待”をせがまれたと明かした。
「私は『それは無理ですよ』って。『そういうつもりじゃないです』って言ったら、次の日に仕事を降ろされました」と明かしたいとう。当時について、こう回想した。
「そういう時はなんかもう何なんだろうっていう、もうなんか辛いというよりは悲しい、この世界の悲しさを感じながら生きていました。私って不幸だなって思ったことないけど、なんでこんなに上手くいかないことがいっぱい起こるのかなって思いました」
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苦しい経験を赤裸々に語ったいとう。今回『NO MAKE』で語ったこと以外にも、“芸能界の闇”を明かしてきた。
「インタビューなどでいとうさんの事前承諾がないままヌードシーンを強要されたことがあると明かしています。デビュー4年目に映画の主演を務めた際、台本に“キスをしながらベッドに倒れこむ”とのト書きがあったため、いとうさんは事前に事務所の社長に確認。しかし、『心配しなくていい』と言われたそうです。ところが現場に行くと、ヌードを強要されることに。拒否したものの『撮影が進まないから』といわれ、脱がざるを得なかった。さらに写真集でも露出の話が進んでおり、それがきっかけとなり当時の事務所を辞めたといいます。
当時は事務所を辞めると『芸能界では生きていけない』と言われる時代。いとうさんはいわゆる“干される”こととなり、知り合いの関係者から知らんぷりされたり一気に仕事がなくなったりしたと明かしていました」(芸能関係者)
『NO MAKE』では、現在教える「ヒューニング学」を通して、「芸能(の世界)も変えたい」と語ったいとう。過去に傷ついた経験を、次の世代の力に変えようとするいとうの姿勢には、静かな決意がにじんでいた。
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