映画『でっちあげ』綾野剛、柴咲コウ、亀梨和也らが演技合戦を繰り広げる予告&場面写真10点解禁

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2025年04月22日 08:10  クランクイン!

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映画『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』場面写真 (C)2007 福田ますみ/新潮社 (C)2025「でっちあげ」製作委員会
 綾野剛が主演する映画『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』より、予告映像、場面写真10点が解禁された。

【動画】突き刺さるセリフに怒とうの展開、豪華キャストの演技に圧倒! 映画『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』予告映像

 本作は、第6回新潮ドキュメント賞を受賞した福田ますみのルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』(新潮文庫)を、三池崇史監督のメガホンで映画化。

 2003年、小学校教諭・薮下誠一(綾野)は、保護者・氷室律子(柴咲コウ)に児童・氷室拓翔への体罰で告発された。体罰とはものの言いようで、その内容は聞くに耐えないいじめだった。これを嗅ぎつけた週刊春報の記者・鳴海三千彦(亀梨和也)が“実名報道”に踏み切る。

 日本で初めて教師による児童への虐めが認定された体罰事件。報道をきっかけに、担当教輸は「史上最悪の殺人教師」と呼ばれ、停職処分になる。児童側を擁護する550人の大弁護団が結成され、民事裁判へと発展。しかし、法廷は担当教諭の完全否認から幕を開けるのであった。

 このたび、不穏な雰囲気をまとった場面写真が一挙解禁となった。主人公で綾野演じる小学校教諭の薮下誠一が、怯えてしゃがみ込む児童・氷室拓翔に、まるで教え子に向ける表情とは思えない顔つきで口止めを促すような様子や、一転して動揺を隠せぬ必死の表情で校長に何かを訴えようとする姿など、さまざまな角度で薮下を切り取った場面写真がそろう。

 柴咲コウ演じる、息子への体罰で薮下を告発した氷室拓翔の母、氷室律子の場面写真も到着。学校に乗り込み、突き刺すような鋭い視線を向ける写真から、息子を思いすがるように抱きしめ涙を流す姿など、真逆の様子が写し出されており、見る者の感情を揺さぶるようなものとなっている。

 ほかにも亀梨和也演じる週刊春報の記者が新聞を手に取材対象に迫る姿、小林薫演じる、薮下を担当する弁護士・湯上谷や、北村一輝演じる律子の弁護士・大和が率いる“550人もの大弁護団”が、法廷に足を運ぶ緊張感あふれる場面写真なども解禁となる。木村文乃演じる薮下の妻、希美が笑顔を向けるカットなど、薮下の周りの穏やかな日常が垣間見える写真も。

 予告映像の冒頭では児童・氷室拓翔(三浦綺羅)に対し、「何でこんな簡単なことできないんだろうね」と吐き捨て、ランドセルをゴミ箱に投げ捨て踏みつけるなど、陰湿で狂気的な薮下(綾野)の姿が映し出される。

 拓翔の母、氷室律子(柴咲)はひどい体罰が行われていると涙ながらに学校へ訴えるも、薮下が態度をあらためる様子はない。かと思えば一転して「やってません」と身の潔白を訴える表情はそれまでの薮下とは別人のように切実そのもの。謝罪の場となった保護者懇親会では律子から「自殺を強要されたんですよ!」と激しく糾弾され、「謝って。担任を続けたければね」、「認めてましたよね」と保身に走る校長・段田(光石研)と教頭・都築(大倉孝二)からも突き放されてしまう。さらには「完全にクロですよ」と息巻く週刊春報の記者・鳴海三千彦(亀梨)からも追われ、瞬く間にマスコミの標的となった薮下の日常はだんだんと壊れていく。

 映像には湯上谷(小林薫)と大和(北村一輝)、2人の弁護士が法廷で争う姿や、拓翔の診断を担当した精神科教授・前村義文(小澤征悦)、鳴海の上司で「週刊春報」の編集長・堂前(高嶋政宏)が映し出されるほか、安藤玉恵、美村里江、峯村リエ、東野絢香も登場。

 過激なセリフと緊迫感あふれる怒とうの展開が続く中、際立つのは「騒ぎを収めるために謝っただけです」と涙を浮かべ必死に訴える薮下と、「絶対に許すことができません」と無機質ながら凄みのある表情で主張する律子、2人の不穏すぎる対比。そして最後に映し出される薮下の表情が示すものは…。実力派キャスト陣による“極上の演技合戦”と本作への期待が高まる予告映像となっている。

 また、4月25日より本作のムビチケカードおよびムビチケオンラインが発売される。それぞれが得も言われぬ表情を浮かべた本作のビジュアルを用いたムビチケカードに加え、ムビチケオンラインの購入者特典はカードのビジュアルにも使用されている8種のキャラクターポスターの壁紙をプレゼント。1枚の購入につき8種全てのデータを受け取ることが出来る。オンライン券の鑑賞後特典として本作の絵柄と鑑賞記録がセットになったムビチケデジタルカードもプレゼント。

 さらに本作が、会員特典サービス「au推しトク映画」に決定。Pontaパス会員であれば、対象劇場にて、土日や祝日も含め公開期間中はいつでも、一般・大学生1100円、高校生以下900円で鑑賞できる。同伴者も1名まで割引特典が利用できる。

 映画『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』は、6月27日より全国公開。
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