若狭勝弁護士「法律的な問題よりビジネスの倫理的な問題」八代亜紀さんのヌード写真付きCD発売

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2025年04月22日 10:47  日刊スポーツ

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若狭勝氏(2017年10月撮影)

衆院議員や東京地検特捜部副部長を務めた弁護士の若狭勝氏が22日、フジテレビ系情報番組「サン!シャイン」(月〜金曜午前8時14分)に出演。一昨年に亡くなった演歌歌手の八代亜紀さんの若い頃のヌード写真を特典に付けたベストアルバムが21日に発売された件で、解説した。


プライベートな性的画像を、その撮影対象者の同意なくSNSなどで公表することを禁止するリベンジポルノ防止法があるが、若狭氏は「それには当たらないと思うんです。うらみだとか、こらしめたいという思いを撮影者がない状態だとすると、法律の適用は難しい」とした。


法律に抵触するか否かについては「わいせつ物頒布罪」を挙げた。


「写真を見て性的に興奮するか、性欲を刺激されるかどうか。わいせつ物頒布罪に当たるとすれば、抑止力になる。それは、警察と検察と裁判所が判断する」と話した。


アルバム発売を巡っては、八代さんのアート作品や楽曲を管理する会社が「絶対に許すことができない」「刑事民事を問わずあらゆる準備を進めている」と表明。ネット上で「八代さんの尊厳を守れ」などの発売中止を求める声が相次ぎ、歌手やアーティストらもSNS上で販売反対を訴えていた。


一方、発売元のニューセンチュリーレコード(鹿児島市)は音源・映像・写真(商用・私的)など全権を買い取ったとして、今回アルバムを発売した。


これについて、若狭氏は「法律的な問題より、ビジネスの倫理的に問題はあると思う」と持論を述べた。なお、八代さんの肖像権は、本人がすでになくなっているためにない。あとは、「遺族が平穏に過ごしたいという思いを侵害している」とした民事訴訟の可能性はあると示唆した。

このニュースに関するつぶやき

  • 件のレコード会社社長は、立花孝志みたいに、法律違反でなければ何をやってもいいんだという考え方なんでしょ。そんな人間に倫理を問うのは無駄なこと。だって、立花孝志みたいな人間なんだから。
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