ゴールデンウィークの天気 晴れて行楽日和の日が多い 後半は季節外れの暑さに注意

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2025年04月22日 16:04  日本気象協会

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日本気象協会

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明日23日は午前を中心に広く雨で、風が強まりそう。関東や東海では通勤通学の時間帯に雨と風のピークが重なるため、時間に余裕を持った行動を。24日以降は晴れる所が多く、ゴールデンウィークは行楽日和の日が多い。前半は過ごしやすい陽気ですが、後半は汗ばむ陽気になります。暑さ対策をしっかりと行ってください。

関東や東海 通勤通学の時間帯は荒れた天気

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今日22日は前線を伴った低気圧が西から近づいているため、雨の範囲がゆっくりと東へ広がってきています。今夜には近畿まで雨雲がかかり、東海や北陸も雨の降る所がありそうです。日付の替わる頃には関東、明日23日の朝には東北や北海道も雨が降る所が多いでしょう。低気圧や前線が近づくとともに、沿岸部を中心に風が強まり、荒れた天気になりそうです。

明日23日の通勤通学の時間帯は、関東や東海を中心に雨の降り方が強まる所があるでしょう。特に、東海では局地的に雷を伴った激しい雨が降りそうです。雨や風のピークが通勤通学の時間帯に重なるため、明日の朝は時間に余裕を持って行動しましょう。
雨は午前が中心ですが、東京都心は夕方まで、関東の沿岸では夜にかけて降る所がありそうです。

最高気温は20℃に届かない所もあり、特に九州や関東、東北では朝から気温はほとんど上がりません。日中も羽織る物が必要です。

ゴールデンウィーク前半 行楽日和 過ごしやすい陽気

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明後日24日は天気が回復して、再び夏日(最高気温が25℃以上)になる所があるでしょう。

25日(金)も晴れる所が多いものの、北海道は寒冷渦が通過するため、断続的に雨が降りそうです。急な強い雨や落雷にご注意ください。関東は気圧の谷の影響で午後を中心に雨が降るでしょう。

26日(土)からスタートのゴールデンウィーク、前半は高気圧に覆われて、晴れる所が多いでしょう。最高気温は22℃から23℃くらいで、過ごしやすい陽気になりそうです。紫外線が強まっているため、屋外でのレジャーやスポーツなどを行われる方は日焼け止めを塗りましょう。

ゴールデンウィーク後半 晴れる日が多い 季節外れの暑さ

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30日(水)から5月5日(月・こどもの日)は、東北から九州は晴れて、お出かけ日和の日が多いでしょう。関東から九州では、最高気温が25℃以上の夏日になる日がほとんどで、名古屋や大阪、福岡では28℃くらいまで上がる日もありそうです。

屋外でスポーツをされる方は、こまめな水分補給だけでなく、塩分も適度にとってください。少しでも体調が悪いなと感じたら、無理をせず、涼しい場所で休憩しましょう。また、ゴールデンウィーク中は車での移動も増える時期です。車内は気温が上がりやすいため、エアコンで温度調節を行いましょう。

沖縄ではこの期間も曇りや雨の日が多く、梅雨のはしりのような天気が続くでしょう。

車の熱中症対策

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車内温度が55℃と高温になった駐車車両の車内温度を下げるための方法を複数試したところ、最も早く温度が下がったのは「窓を全開にして車のエアコン(オート)を外気導入、温度設定をLo(最低)にして走行し、2分後に窓を閉め、エアコンを内気循環にして3分間走行する方法」でした。この方法では5分後の車内温度が28℃になりました。

上の画像のように、窓を全開にしてエアコンを外気導入にして走り出し、車内の熱気を出したら窓を閉め、内気循環にして冷やすことが最も効率的に車内を涼しくする方法と考えられます。

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