【中山美穂さん・お別れの会】　妹・中山忍さん　涙で語る　「『忍は大丈夫だから頑張れ』って言ってくれていると思うので、その言葉を大事にこれからも仕事を頑張りたい」

去年12月に亡くなった中山美穂さん。
きょう、お別れの会が開催され、中山美穂さんの妹で俳優の中山忍さんが、涙ながらに姉への深い愛情と尽きない思い出、そして今後の決意を語りました。
 

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『お別れの会』の大きな祭壇に飾られた、中山美穂さんの写真は、2023年、ツアー用に撮影された特別な一枚。
祭壇下、中央の赤い花は、中山美穂さんが好きだった「ダリヤ」が55本(中山美穂さんがご存命であれば、先月1日で55歳でした)。その他に、季節の花・5000本以上が飾られました。アーチはステージに向かう『道を』イメージして作られたといいます。
 

中山美穂さんの妹・中山忍さんは「（姉は）とっても優しい人でした」と忍さんは語り始めました。「3人きょうだいで、姉がいて、私がいて、弟がいて。ことあるごとに姉は『忍と、弟のことは、お姉ちゃんが守るからね』と、ずっと言って来てくれていたので」と、姉の優しさを振り返ります。

しかし、突然の別れは忍さんに大きな衝撃を与えました。「急にいなくなってしまったことに、これからどうやって生きていったらいいのかな、本当に心細く思いました」と心境を吐露します。
 

忍さんの心の中に浮かぶ姉の姿は、意外にも幼い頃の美穂さんだといいます。「幼い頃の、本当に一緒に遊園地に遊びに連れて行ってもらった頃のように、よく日に焼けていて、写真を撮ってもらう時に、ちょっと『おすまし』しちゃうような、本当に小さい頃の姉が浮かびます」と、懐かしそうに語ります。

美穂さんとの思い出の中で、忍さんが特に心に残っている言葉があります。「私はよく姉にいろんなことを相談したり、時には愚痴ったりしていたんですけれども、その度に（姉は）『忍は大丈夫だよ』といつも言ってくれたんです」と振り返ります。「（私が）『なんでよ』って言ったら、（姉は）『大丈夫。だって、忍は可愛いから』って言うんですよ。ああ、『親バカ』ならぬ、『姉バカ』もここまで極まったかと思って（笑）」と、2人のエピソードを明かしました。
 

忍さんは、美穂さんの存在の大きさを改めて実感しているようです。「子どもの頃は、本当にテレビのチャンネル争いをするような。私はアニメが見たくて、姉は歌番組が見たくて、本当に喧嘩ばっかりしてましたけれども、お互い仕事をするようになりまして、素直に『お姉ちゃんってすごいんだな』と思うようになりました」「妹が言うのはなんですけど。『トップアイドル』ってこういうことなんだなって。」と、姉の偉大さを認めています。

最後に、忍さんはファンの方々へメッセージを送りました。「姉の歌や映画、ドラマがたくさん残されていますので、何かの折りには、姉の歌を聞いていただき、作品を見ていただいて、姉のそばに、たくさんの花を咲かせてあげてほしい」と願いを込めます。
 

「これから何があっても『お姉ちゃんは大丈夫、忍は大丈夫だから頑張れ』って言ってくれていると思うので、その言葉を大事にこれからも仕事を頑張りたい」「私が仕事を頑張ることで、皆様にね、姉を思い出していただける『きっかけ』の1つとなれますように頑張りたいと思います。」と、忍さんはその想いを明かしています。
 

【担当：芸能情報ステーション】