スタダグループ若手育成プロジェクト『STARDUST ZERO』本格始動、“次に来る!”若手監督・脚本家・俳優が集結

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2025年04月23日 13:01  デビュー

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デビュー

スターダストグループ若手育成プロジェクト『STARDUST ZERO vol.1』キャスト陣(C)映画「STARDUST NEXT project 2024」製作委員会
 芸能プロダクションのスターダストグループによる新しい若手育成プロジェクト『STARDUST ZERO vol.1』が始動。スターダストプロモーション所属の若手俳優、STARDUST CREATORSに所属する監督・脚本家が集結し、商業映画の世界を目指す短編映画プロジェクトで短編映画を4作品制作。5月30日(金)より、1週間限定で劇場公開が決定した。

【写真】白鳥晴都が出演する『孤高の文学少年はI Love Youをどう訳す?』場面カット

 『STARDUST ZERO』とは、スターダストプロモーションと、グループ会社のSDPが“次に来る”才能を発掘し、商業映画の世界へのステップアップを支援することを目的とした、 “全員新人”で構成された若手育成プロジェクトで、今回が第一回目となる。

 今回は4名の若手監督・脚本家が、企画コンペで選ばれた4本のオリジナル短編映画を制作。キャストは全てオーディションで選出された。

 さらに、制作した4本の短編映画を、オムニバス形式で一本にまとめ劇場公開が決定。この度、上映作品と場面写真が一挙解禁となった。

■『孤高の文学少年はI Love Youをどう訳す?』
文学を愛する高校生・青野が、現代文の授業で出会った少女のひと言に心を動かされ、初めての恋と“言葉”に向き合う物語。

 解禁された場面写真では、教室で一人読書をする主人公の姿が。文学をこよなく愛する高校1年生・青野文哉(16歳)を演じるのは、映画『ぜんぶ、ボクのせい』で主演を務め第47回報知映画賞 「新人賞」を受賞した、白鳥晴都(しらとり・はると)。そんな青野が初めての恋をする、ヒロイン・綿谷笑茉(16歳)を演じるのは映画『大きな玉ねぎの下で』や映画『ライアー×ライアー』に出演する藤本ばんび(ふじもと・ばんび)。

 監督を務めたのは、東京藝術大学大学院を修了し、短編『逃避行』がサン・セバスティアン国際映画祭ネスト部門にノミネートされるなど、国際的な評価を受ける新鋭・森美春。脚本は、第33回新人シナリオコンクールでは特別賞 大伴昌司賞 佳作を受賞し、ドラマ「コールミー・バイ・ノーネイム」全話の脚本でデビューを果たした期待の若手・松ケ迫美貴が担当した。

<あらすじ>
文学をこよなく愛する高校1年生・青野文哉。同級生の会話を心の中で小馬鹿にしながら過ごしていた。そんな彼が、現代文の授業で綿谷笑茉の独特な回答に驚かされる。彼女の笑顔が忘れられず、初めて恋を意識した青野。
しかし、自らのプライドから「I Love You」をどんな言葉で伝えるべきか悩み、思いもよらぬ方法で告白を試みる。恋と文学が交差する、瑞々しい青春ラブストーリーとなっている。

■『ひらひら揺れる』
スカートに違和感を抱くボーイッシュな少女が、自分らしさを模索する中で成長していく思春期の一瞬を切り取った物語。

 ボーイッシュな主人公・瀬尾鈴花(12歳)を演じるのは、ニコ☆プチ専属モデルとして活動している、かのん。幼馴染の西澤ミツキ(12歳)は、TBS日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』やTXドラマ9『法廷のドラゴン』、EX『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』など多くのドラマに出演経験のある藤原聖(ふじわら・きよら)が演じる。解禁された場面写真では、二人の悩む一瞬の表情が映し出されている。

 監督を務めたのは、相馬雄太。短編『ぼくときみの小さな勇気』でSTARDUST DIRECTORS film fes. 2022にてグランプリを獲得。短編『宇宙人がやってきた』で横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバルでも最優秀賞を獲得するなど高い評価を受けている。脚本は、第23回テレビ朝日新人シナリオ大賞にて「スプリング!」が大賞を受賞し、テレビドラマも多く執筆し活躍している松下沙彩が担当。

<あらすじ>
ボーイッシュな瀬尾鈴花は、男の子たちと遊ぶのが大好きで、スカートを履いたことがなかった。しかし、中学進学を控え、制服のスカートに戸惑いを感じる。幼馴染の西澤ミツキの励ましで一歩を踏み出すが、周囲の反応に心を揺さぶられる。自分らしさとは何か、友人との絆を通じて成長していく青春ストーリー。

■『THE SHADOW』
亡き母の痕跡を追い心霊スポットに向かう大学生・汐里。母を探してたどり着いた林で“黒い影”が現れる。過去と家族の記憶。心霊×ヒューマンドラマ。

 監督は、天野大地。カリフォルニア芸術大学を卒業し、短編『見知らぬ人の痛み』が札幌国際短編映画祭にて最優秀国内作品賞を受賞。2023年に短編『勝手に死ぬな』が第20回SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて観客賞を受賞し注目の新人監督。脚本には、劇団「露と枕」主宰で全ての作品の作演出を務める井上瑠菜。本作が映像デビューとなる注目の若手脚本家である。

 もう一度母に会いたいと行動する大学生・汐里(19歳)は、映画『違国日記』やTXドラマNEXT『私の町の千葉くんは。』に出演し、舞台でも活動する中山碧瞳(なかやま・みみ)が初めてのホラーに挑む。場面写真では、暗い林で佇む印象的なカットが解禁された。汐里の父・研二(小野孝弘)とともに何かを見る姿も。怖いホラーだけではなく、家族の物語としても楽しめる作品となっている。

<あらすじ>
大学生・汐里は、5年前に母を交通事故で亡くして以来、その事故現場が心霊スポットになっていると聞く。もう一度母に会いたいという思いから、霊感を持つ父・研二の反対を押し切り、現場へと向かう。林の奥で彼女が目にした黒い影は母なのか?忘れられない痛み、消えない後悔、そして再生。親子の絆と心霊ミステリーが交錯するハートフルホラー。

■『ブーンがきこえる』
仕事にしか興味がない主人公・正井理一が突然“父親役”を担うことになる。ラジコンを通じて6歳の甥と心を通わせていく姿を描いたヒューマンドラマ。

 主人公・正井理一を演じるのは、舞台「聖剣伝説3 TRIALS of MANA THE STAGE」、映画『 BATTLE KING!! Map of The Mind -序奏・終奏- 』などで注目を浴び、2026年公開の映画『エリカ』への出演も発表されたネクストブレイク必至の若手俳優、高尾颯斗(たかお・はやと)。ダンス&ボーカルグループ・ ONE N' ONLYのメンバーでもあり、グループのリーダーを務める。

 理一と一緒に暮らすことになった甥っ子・遊を演じるのは、芝居初挑戦の穴山和空(あなやま・わく)。解禁された場面写真のツーショットからは戸惑いと気まずさが伺える。

 監督を務めたのは、塩野峻平。大学在学中に監督した映画『レイディオ』が門真国際映画祭2020で審査員特別賞などを受賞。2022年にコロナ禍を描いたオムニバス映画『to…』が劇場公開。最新作『青色のピンク』が田辺・弁慶映画祭に入選するなど高い評価を得ている。脚本は、本作品が映像作品デビューとなるヒラマツカツノリ。2023年までに大阪の寄席で上演されるコメディー台本を19本執筆していたが、今までのキャリアであるコメディではなく、心温まるヒューマンドラマに初挑戦した。

<あらすじ>
IT企業で働く正井理一は、仕事一筋の男。ある日、兄夫婦の突然の事故死により、6歳の甥・正井遊を引き取ることになる。無邪気でいたずら好きな遊との生活に戸惑いながらも、ラジコンカーを通じて少しずつ心を通わせていく。家庭とは何か、大人になるとは何か。家族の絆と再生を描く感動のヒューマンドラマ。

【作品概要】
『STARDUST ZERO vol.1』
2025年5月30日(金)からヒューマントラストシネマ渋谷、キノシネマ心斎橋にて1週間限定公開
配給・宣伝:S・D・P
■「孤高の文学少年はI Love Youをどう訳す?」
監督:森美春 脚本:松ケ迫美貴
出演:白鳥晴都、藤本ばんび
文学少年が初恋に奮闘する、胸キュン青春ラブストーリー。
■「ひらひら揺れる」
監督:相馬雄太 脚本:松下沙彩
出演:かのん、藤原聖
“制服”を通して揺れ動く心を描く、12歳の物語。
■「THE SHADOW」
監督:天野大地 脚本:井上瑠菜
出演:中山碧瞳
心霊スポットに現れた“黒い人影”。親子の絆を描くハートフルホラー。
■「ブーンがきこえる」
監督:塩野峻平 脚本:ヒラマツカツノリ
出演:高尾颯斗、穴山和空
“仕事”しかしてこなかった男と、6歳の甥っ子が築く、心温まる家族の物語。

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