映画『花まんま』(4月25日公開)場面写真 (C)2025「花まんま」製作委員会 俳優の鈴木亮平と有村架純が兄妹役で共演する映画『花まんま』(4月25日公開)より、兄・俊樹(鈴木)と、お好み焼き屋「みよし」の看板娘であり幼なじみの駒子(ファーストサマーウイカ)が息の合ったやりとりを見せる本編映像が公開された。
【動画】鈴木×ウイカ、幼なじみの距離感に注目の本編映像 映像では、妹・フミ子(有村)の結婚式を間近に控えた俊樹が、行きつけのスナックで駒子と楽しそうに酒を交わしている。フミ子が婚約者・中沢太郎(鈴鹿央士)との新居で結婚式の打ち合わせをしているという話を聞いた駒子は、本心では寂しさを感じながらも素直になれない俊樹の気持ちを察している様子だ。
そんな中、俊樹が「フミ子が奪われる夢を見た」と話すと、「それは行かんといてくれっていう願望の現れや」(駒子)、「そんなわけあるかい、お前」(俊樹)とテンポの良い掛け合いを展開。まさに幼なじみならではの、息の合ったコンビネーションが光る。
さらに、駒子が「よっしゃ、ウチが嫁になったろか?」と冗談めかして一歩踏み込むと、俊樹は「…近っ、顔近っ!いらんわ。……こんなべっぴんさん、もったいないわ」と照れ隠しのように返し、2人で笑い合うシーンが印象的に描かれる。長年の関係だからこそ生まれる、自然体のやりとりが二人の信頼関係を感じさせる。
幼なじみとしての軽妙なやり取りが印象的な鈴木とウイカだが、本作が初共演。鈴木は「駒子とのシーンは本当にお芝居が楽しかったですね。初日の最初の撮影から『俺らずっと一緒にいたよな。近所で育った幼なじみやな』っていう空気を自然に出せたんです。相性も良かったと思いますし、ウイカさんに助けていただきました」とコメントを寄せている。
ウイカが演じる三好駒子は映画オリジナルのキャラクターであり、俊樹とフミ子を支える重要な存在。素直になれない俊樹に対し、駒子は時に厳しく、時に優しく寄り添いながら、彼の背中を押す役どころだ。ウイカはこの役について「駒子もきっと、さまざまなものを背負っているはずですが、それを口にすることはありません。この関係を続けている中で、『こいつをしばいて、ケツに火をつけさす』というか、『目覚めさせるのは自分しかいない』という唯一無二の使命感のようなものがあったと思うんです」と、キャラクターに込めた想いを明かしている。
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