諸葛孔明(向井理)の姿でイタリアの映画祭へ=『パリピ孔明 THE MOVIE』(4月25日公開)(C)四葉夕ト・小川亮/講談社 (C)2025 フジテレビジョン 松竹 講談社 FNS27社 俳優の向井理が、現代の渋谷に転生した三国志の天才軍師・諸葛孔明を演じる映画『パリピ孔明 THE MOVIE』(4月25日公開)が、ヨーロッパ最大規模のアジア映画の祭典「第27回ウディネ・ファーイースト映画祭」(以下、FEFF)のクロージング作品に選出された。向井は“孔明姿”で現地での舞台あいさつに登壇予定で、「あの世界観がどのように受け止められたのか、この目でしかと見届けて参ります!」とコメントを寄せている。
【動画】「Sing along!!!」レコーディング特別映像 イタリア北部の都市ウディネで開催されるFEFFは、東アジアや東南アジアの作品を対象とした映画祭。27回目を迎える今年は、現地時間4月24日から5月2日までの日程で、日本や中国、韓国、香港など12の国と地域の77作品が上映される。1999年の創設以来、アジア映画の新たな視点を提供する場として成長し、米VARIETY誌から「世界の50の見逃せないイベント」の一つにも選ばれている。過去には興行収入40億円超のヒット作『テルマエ・ロマエII』もクロージング作品に選ばれており、今年は『パリピ孔明 THE MOVIE』が大トリを務める。1200席を誇るオペラハウス、テアトロ・ヌォーヴォで上映される予定だ。
FEFFは本作について、「テアトロ・ヌォーヴォの最高級の音響と上映クオリティを世界に示すのに完璧にマッチした、素晴らしい音楽とダンスのパフォーマンスで構成されたエネルギッシュな作品」と絶賛している。
今回が海外映画祭初参加となる向井は、「イタリアでの映画祭でクロージング作品に選ばれたこと、大変光栄です!そして私自身初めての海外映画祭参加ということで、とてもうれしく思っています。『パリピ孔明』という作品を1人でも多くの方に観ていただきたいという思いが海を越えて、まさかイタリアに呼ばれるとは…。あの世界観がどのように受け止められたのか、この目でしっかりと見届けて参ります!」と語っている。これまで「作品に愛情を持って取り組んできた」と語っていた向井が、イタリアの地で何を語るのか、また“孔明”としてレッドカーペットを歩く姿にも注目が集まる。
本作の舞台は、三国志さながらに3大音楽レーベルが熾烈な争いを繰り広げる音楽バトルフェス「ミュージックバトルアワーズ2025」。孔明は、英子(上白石萌歌)のポテンシャルを最大限に引き出すべく、猛者たちとの音楽バトルで知略を巡らせていく。孔明と英子は、音楽の力で“天下泰平”を成し遂げることができるのか――?
心揺さぶられる18曲、総勢50人以上のミュージシャン&ダンサーが集い、6000人の観客を動員して撮影したライブシーンが見どころ。9人組グローバルグループ・&TEAMや岩田剛典らが本人役で出演し、声優の宮野真守がMCマモとして登場するなど、多彩なアーティストが集結し、音楽ライブのようなその“策”は、イタリアの映画ファンにどう受け止められるのか楽しみだ。