生島ヒロシに宮根誠司、青井実…有名キャスターの“驕り高ぶる”パワハラ気質の根本原因

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2025年04月23日 15:00  週刊女性PRIME

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週刊女性PRIME

左から青井実、生島ヒロシ、宮根誠司

 「本当に自分の未熟さが出てしまったと痛感しています。申し訳ありませんでした」

 4月9日の『Live News イット!』(フジテレビ系)で謝罪したのは番組のメインキャスターを務める青井実アナウンサー(44)だ。

青井アナのパワハラ行為

「青井アナは昨年5月ごろ、番組リハーサル中にフリップの演出がうまくいかなかったことでスタッフを強い口調で叱責。昨年10月ごろにもニュース速報の対応をめぐり、放送終了後、ピンマイクをキャスター台の上にある箱に放り投げて相当厳しい口調でスタッフを叱責するなど、2件のパワハラ行為をフジテレビが発表しました」(全国紙記者)

 ほかにも、中居正広の女性トラブルをめぐる第三者委員会の調査報告書が3月31日に公開され、『BSフジLIVEプライムニュース』のキャスターでフジテレビの元取締役、反町理氏(60)は部下だった報道局の女性社員2人に対するハラスメント行為が認定された。

「後輩女性それぞれが反町氏からのデートの誘いを断ると社内の一斉メールで不当に叱責し、電話で怒鳴るなどしたということです。BSフジは反町氏の出演を当面見合わせることに決定しました」(同・全国紙記者)

 今年1月にはフリーアナウンサーの生島ヒロシ(74)が、ラジオの生番組放送中、スタッフに厳しい言葉を浴びせる、女性スタッフに不適切な画像を送信したとして降板させられ、無期限の活動自粛中だ。

 生島のパワハラ・セクハラに対し、宮根誠司(61)は司会を務める『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)で、

「大先輩にこういう言い方は大変失礼ですけど、問答無用ですよ」

 と苦言を呈した。

宮根に厳しい意見

 しかし当の本人も以前には中継リポーターを叱責したり、コメンテーターのデーブ・スペクターに、

「すぐに気を抜くんだから。自分のコーナーが終わったら。(まだ)終わってない!」

 と生放送で一喝するなどパワハラ要素が垣間見えたことも。視聴者からは、

《生島ヒロシのパワハラの件を喋る宮根誠司って皮肉》
《どの面下げて発言してる》

 とSNSで厳しい声が。

 人気キャスターのハラスメントが相次ぐことについて、

「自分の思いどおりにならないと、カッとなるキャスターは結構多いです。皆に注目され、自分の企画が通り、人気も権力もあると驕り高ぶるのが一番の原因だと思います」

 と話すのは、芸能リポーターの川内天子さん。

 昔ながらのテレビ業界の風潮もあるという。

「キャスターに限らずプロデューサーやディレクターなど権力を持つ人が、立場の弱い人に感情をぶつけるという悪しき慣習が昔はよくありました。今でも、ハラスメントに対する感覚が麻痺している人が多いです。

 テレビ業界はまだ男性優位社会で、苦々しく思う女性は多いでしょう。今回のフジテレビの問題で今までもみ消されていたことがようやく日の目を見たなと思います」(川内さん、以下同)

 数々のハラスメントが発覚したのも、中居問題を受けて、各局が社内調査を実施したことがきっかけだ。

「時代が一歩進みました。芸能界・テレビ業界に蔓延していたセクハラ・パワハラはこれからもっと明るみに出ると思います」

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