渡辺謙、主演・吉沢亮を絶賛「代表作になるね」 覚悟と執念を評価

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2025年04月23日 20:18  ORICON NEWS

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主演・吉沢亮を絶賛した渡辺謙 (C)ORICON NewS inc.
 俳優の吉沢亮と渡辺謙が23日、都内で行われた映画『国宝』(6月6日公開)完成報告会に登壇。渡辺が、吉沢を絶賛した。

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 渡辺は「すぐ李(監督)に『これが彼の代表作になるね』って言いました。この作品を背負う覚悟と執念を亮が持ち続けていて。俳優中間としてすごいものを作ったなと尊敬できました」と太鼓判を押した。

 渡辺の評価に吉沢は「本当にありがとうございます」と感謝。「かなりの思いをかけて臨んだ作品で、この作品が代表作になってくれたらいいなという思いでやらせていただいた作品なのでうれしいです」と笑顔を見せつつ、「熱いお話はさせていただいたのですが、見ていただく皆さまには気楽に作品を楽しんでいただけたらうれしいなと思います」と伝えた。

 本作は、黒衣として3年間歌舞伎の世界に身を置き、その体験をもとに執筆した吉田修一氏による小説を、李相日監督の手により映画化したもの。任侠の一門に生まれながら、歌舞伎役者の家に引き取られた主人公・喜久雄(吉沢)が、芸の道に人生を捧げ、やがて“国宝”と称される存在になるまでの50年を描く、壮大な一代記。

 物語は、抗争によって父を亡くした喜久雄が、上方歌舞伎の名門・花井家の当主である花井半二郎(渡辺謙)に引き取られたことから始まる。喜久雄は、半二郎の息子であり、名門の跡取りとして育てられた俊介(横浜流星)と出会い、兄弟のように、親友として、そしてライバルとして、ともに芸に青春を注いでいく。天賦の才を持つ喜久雄と、歌舞伎の血統を受け継ぐ俊介の対比も作品の見どころのひとつとなる。

 イベントには、吉沢、渡辺のほか、横浜、高畑充希、寺島しのぶ、森七菜、見上愛、田中泯、李相日監督が登壇。荘口彰久がMCを務めた。

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