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名門として知られる明治大卓球部を支援する「明大卓球マネジメント」が立ち上がった。23日、事務局が発表。4月に正式に発足し、一般社団法人として部のさらなる発展や世界に挑戦する学生の支援を目指す。
明大卓球部は21年東京五輪(オリンピック)混合ダブルス金メダルの水谷隼氏(35)、24年パリ五輪代表の戸上隼輔(23=井村屋グループ)らを輩出。社会に多くの人材を送り込んできた。
「明大卓球マネジメント」は児玉圭司氏(明大駿台体育会名誉会長)を代表理事とし、広報活動やイベント企画、スポンサー獲得などを行う。理事も務める佐藤司事務局長は「学生なので学業に励むのはもちろん、世界を目指す選手も入ってくる。在学中にオリンピックに出る選手もおり、アマチュアながら子どもたちから憧れられる“プロ”の側面もあります。地域や社会に貢献していく、人間性を高めることも大切になってきます」と今後の方向性に言及した。
明大では各運動部における活動資金獲得や財務基盤の強化を目的とし、一般社団法人を設立する部が複数ある。卓球部はサッカー部、陸上部、ラグビー部に続いて4例目。さらなる発展を目指し、名門が新たなフェーズに入る。【松本航】
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