東証元社員、起訴内容認める=インサイダー取引事件―東京地裁

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2025年04月24日 14:01  時事通信社

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時事通信社

東京地裁=東京都千代田区(AFP時事)
 業務で知ったTOB(株式公開買い付け)情報を基にインサイダー取引に関与したとして、金融商品取引法違反罪に問われた東京証券取引所元社員の細道慶斗被告(27)と父親の正人被告(58)の初公判が24日、東京地裁(大川隆男裁判官)であり、両被告は起訴内容を認めた。

 起訴状によると、細道被告は東証で上場企業の適時開示などを担当する上場部開示業務室に在籍。昨年1〜3月、TOBに関する3件の未公表情報を正人被告に伝え、正人被告は同年4月までに約1700万円分の株を不正に買い付けたとされる。 

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