限定公開( 3 )
女性向けアパレルなどを手がけるフェリシモは、1990年代に販売していたワンピースを「復刻販売」すると発表しました。SNSで話題を呼んだ投稿をもとに商品化するというストーリー性が話題を呼んだ一方で、当時の服と復刻品が「別物」のように見えるとして、複雑な受け止めも広がっています。
●色やデザインも変更
商品は、あるX(Twitter)ユーザーによる、家族が1990年代に購入したフェリシモのワンピースをいまだに使っているという投稿をきっかけに制作。「平成のワンピースを当時に限りなく近い形で再現すべく、25年以上前の型紙や資料を掘り起こし、熟練のパタンナーとともに再構築に挑んだ」と、「令和版にアップデート」したというグレーとブルーの2色のワンピース(9020円)をラインアップしています。
昔の商品を復刻販売するという企画に、ユーザーからは「哀愁あっていい」「めちゃくちゃ素敵な話」といった声が寄せられました。一方で聞かれたのは「もはや別物」「全然違う」といった声です。
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元の商品は裏地が付いていたものの、復刻品に裏地はなく、「現代の暑さに対応する」として、涼やかなインナーワンピースに変更されています。また、元の商品は前面にポケットがついていたものの、復刻品では目立たないサイドポケットに変更。服のカラーやボタンの色も異なり、全体のシルエットも違うという指摘が上がっています。
ユーザーからは「裏地は欲しい」「全く同じで売って欲しかった」「なんでポケットとくびれを消して黒いボタンに作り変えてしまったの……」と乖離の大きさを指摘する声も聞かれています。
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