写真 コナカが、オーダースーツ業態「ディファレンス(DIFFERENCE)」のサーバーに不正アクセスがあり、サーバー内に保管していた約15万人分の個人情報が漏えいしたことを発表した。情報が流出した可能性のある顧客には個別に電子メールなどで報告しており、再発防止体制が整うまで一部サービスを停止する。
コナカでは、4月22日8時53分にシステム管理会社が異常を検知。ディファレンスのアプリにおける「オーダー詳細ダウンロード」サービスに対して不正プログラムを用いた大量アクセスがあり、同日9時7分には不正プログラムによるアクセスを遮断したが、この間に個人情報が漏えいしたとしている。
情報漏えいの可能性のある個人情報は、ディファレンスで取引をした顧客の「住所、氏名、電話番号」のほか、「注文日、発送予定日、希望到着予定日、担当者、購入店舗、金額、お支払い方法、商品名、生地名、有料オプション名」など。カード番号やセキュリティコードなど決済に関する情報のほか、電子メールアドレスやアカウントパスワードは流出していないという。
同社は、再発防止策を講じるまでの間「オーダー詳細ダウンロ―ド」サービスおよび類似する「領収書ダウンロード」サービスを完全停止。当該サービスのサーバーの再構築・再点検を実施した上、セキュリティ対策をより一層強化して再発防止に努める。
なお、コナカ・フタタ、SUIT SELECTほか、子会社ブランドへの影響はないという。