読売テレビ、新人アナ3人の入社発表 看護師、コナン好き、寺の子、昨年は採用見送り

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2025年04月25日 05:01  日刊スポーツ

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読売テレビに入社した新人アナウンサー、左から)増田陽名アナ、藤岡宗我アナ、吉澤真彩アナ

大阪・読売テレビは24日、吉澤真彩(まや=23)増田陽名(ひな=22)藤岡宗我(しゅうが=22)の3人の新人アナウンサーの入社を発表した。


昨年はアナウンサーの採用を見送った同局に3人の新人アナが加わった。


神奈川・川崎市出身で上智大卒の吉澤アナは学生時代、今宮戎の福娘代表を務めた。さらに、看護師の国家試験に合格した異色の経歴の持ち主だ。


趣味はゴルフと夕焼けの写真を撮ること。特技は4歳から続けているというダンス。小学校の頃、マラソン大会で6年連続メダルを獲得したという体力も自慢で、過去に同局の先輩アナたちがチャレンジしてきた「大阪マラソン」への挑戦にも意欲を見せている。


担当したい番組には「す・またん!」や「かんさい情報ネットten.」など情報番組での中継リポートを挙げており、「全力で物や人の魅力を伝えて、視聴者の行動のきっかけとなる情報を届けられるアナウンサー」が目標。大学ではチアリーディング部で仲間をつなぐポジションを担っていたといい、「これからは『誰かが頑張る原動力』になれるよう、元気に、そして丁寧に情報をお伝えしていきます。よろしくお願いいたします」と意気込んだ。


同局で放送している「名探偵コナン」の大ファンという増田アナも上智大卒。「小学1年生のころからずっと大好きだった名探偵コナンを放送している読売テレビに入社できたことを、とてもうれしく思っています。初鳴きの時には堂々とした姿をお見せできるよう精いっぱいがんばりますので、よろしくお願いします」とコメントした。


福岡市出身で、ドイツへの留学や学童保育でアルバイトをしていた経験から、特技はドイツ語と子どもたちとすぐに仲良くなれること。


「視聴者の方にさまざまなことに興味や疑問を持つきっかけを持ってほしい」との思いから、「かんさい情報ネットten.」のような報道番組を担当することが目標。「増田アナの言葉なら信頼できる」と言ってもらえるようなアナウンサーを目指す。


一方、山口・宇部市出身の藤岡アナは江戸時代から続く寺の生まれ。小中高は野球部、明大では落語研究会に所属した。


JO1やINI、Aぇ! groupら男性アイドルをこよなくリスペクトし、彼らの映像や音楽を鑑賞するのが趣味で、目標は「JO1の河野純喜さんのように、誰かの毎日の活力になれるアナウンサー」。


特技は「その人その人に合った、おすすめの映画を紹介できること」。エンタメ志向が強いようで、担当したい番組にも「す・またん!」のエンタメコーナーや「ベストヒット歌謡祭」などの音楽番組を挙げ、インタビューなどを通じ「自分にしか引き出せないさまざまな方々の魅力を、視聴者の方にお届けしたい」と鼻息は荒い。


「自分の好きにまっすぐ、関西の皆さまの毎日の活力となれるよう元気100%、『Go to the TOP!I』の精神で頑張ります!」と意気込んだ。


そんな3人に、小澤昭博アナウンスセンター長は「読売テレビアナウンスセンターが掲げるキーワードは『ストロングポイントを伸ばしていこう!』。新たに仲間となった3人の新人にも、自分自身にしかない強みを伸ばしながら、視聴者の皆さまに愛され親しまれるアナウンサーへと成長してもらいたいです。3人の成長をどうぞ温かく見守っていただけますと幸いです」と期待を込めた。


新人アナは新入社員研修ののち、アナウンスセンターでの研修を通してアナウンス技術を磨き、夏ごろに新人アナウンサーのニュース読みデビュー“初鳴き”を目指す。

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