トム・クルーズ主演『ミッション:インポッシブル』4〜6作目、金ローで3週連続放送決定!

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2025年04月25日 08:10  クランクイン!

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映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ポスター (C)2025 Paramount Pictures.
 トム・クルーズ主演映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』が5月23日に全世界一斉公開されるのを記念し、『金曜ロードショー』(日本テレビ系/毎週金曜21時)では、『ミッション:インポッシブル』フランチャイズの第4作から第6作までを、5月16日から3週連続本編ノーカットで放送する。

【写真】イーサン(トム・クルーズ)の壁のぼりがヤバい4作目、場面写真

 『ミッション:インポッシブル』フランチャイズは、テレビドラマシリーズ『スパイ大作戦』(邦題)をトム・クルーズ主演で映画化したスパイ・アクション映画シリーズで、第1作が1996年に公開されてから、現在まで7作が公開、全世界で約41億ドル(約620億円)を超える大ヒットを記録し続けている。また、主演のトム・クルーズが自らプロデューサーを務めているからこそ実現できる命がけのアクションシーンは、毎回、大きな話題を呼んでいる。

 5月16日は第4作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を放送。“ゴースト・プロトコル”とは、直訳すると、“幽霊の取り決め”つまり「存在しないものとしての取り扱う」ことを意味する。ロシアの大統領府のあるクレムリンで爆破事件が発生。イーサン・ハント(トム・クルーズ)率いるIMF(Impossible Missions Force、不可能作戦部隊)のチームが事件の容疑者とされたことから、米国政府は「ゴースト・プロトコル」を発令しIMFを解体してしまう。容疑者の汚名を着せられたハントは真犯人を追求するうちに、背後に隠された巨大な陰謀を知ることになる。

 監督は『Mr.インクレディブル』(2004)や『レミーのおいしいレストラン』(2007)などのアニメーション映画で知られるブラッド・バードが担当。前作で監督を務めたJ・J・エイブラムスは共同プロデューサーに回る。脚本はJ・Jが見いだしたジョシュ・アッペルバウムとアンドレ・ネメックが執筆。出演はトム・クルーズのほか、IMFの分析官ウィリアム・ブラント役にジェレミー・レナー、前作に引き続き、ベンジー・ダン役のサイモン・ペッグ。本作のヒロイン、ジェーン・カーター役にはポーラ・パットン。日本語吹き替えにはイーサン・ハント(トム・クルーズ)を本人公認の森川智之。ジェーン・カーター(ポーラ・パットン)には東條加那子、ベンジー・ダン(サイモン・ペッグ)を根本泰彦、ウィリアム・ブラント(ジェレミー・レナー)を花輪英司が務める。

 撮影は、プラハ(チェコ)、ムンバイ(インド)、ドバイ(アラブ首長国連邦)などで行われ、ドバイでは高さ829.8mの世界一高いビル「ブルジュ・ハリファ」でトム・クルーズ本人がスタントなしで度肝を抜くアクションを披露。命綱だけでビルの壁面を走ったり、部屋からダイブしたりと、危険なスタントに自ら挑んだ。

 5月23日はフランチャイズ第5作『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』。“ローグ・ネイション”とは、国際的な行動において他国を尊重しない国、いわゆる「無法国家」「ならずもの国家」を意味する。

 謎の犯罪組織「シンジケート」の正体を探るため調査を進めていたイーサン・ハント(トム・クルーズ)は、すでに敵の手に落ちていたIMFのロンドン支部のわなにかかってしまう。さらに、IMFの捜査方針を問題視していたCIA長官により、IMFは解体され、召還の指示に従わないイーサンは、反逆者として国際手配されてしまう…。

 冒頭からトム・クルーズによるとんでもなく危険なスタントが登場する。滑走路を走る輸送機を追うイーサンが機体に飛び移る…。だが、輸送機はそのまま離陸。生身のイーサンが扉付近にしがみついたまま上昇していく。こんな場面がCGではなく、実際にトム自身が機体にしがみついて高度3000フィート(約900m)の高さまで上昇。時速100マイル(時速約160km)でもしっかりと目が開けられるように、トムは特殊なコンタクトレンズを装着して撮影に挑んだとのことだが、さすがの彼も撮影前日は不安のあまり眠れなかったのだとか。

 さらに、第2作以来の、トム自身によるノースタントの超高速バイクアクションも復活。謎の女スパイ、イルサを超高速でチェイスし、標高差300メートルのアトラス山脈の曲がりくねる山道を猛スピードで駆け抜ける。しかもヘルメットなしで山道のカーブに車体を傾け疾走、バイク同士の体当たりシーンなど、迫力シーンの連続は本作の大きな見どころになっている。

 監督はトム・クルーズ主演の『アウトロー』でも監督を務めたクリストファー・マッカリー。製作はトム・クルーズ、『ミッション:インポッシブルIII』で監督を担当したJ・J・エイブラムス、スカイダンスからブライアン・バーク、デヴィッド・エリソン、ダナ・ゴールドバーグ、ドン・グレンジャー。

 出演は、前作に引き続きベンジー・ダン役のサイモン・ペッグとウィリアム・ブラントのジェレミー・レナー。そしてシリーズ皆勤賞のルーサー・スティッケル役、ヴィング・レイムス。今回のヒロインのイルサ・ファウスト役にはドウェイン・ジョンソン主演の『ヘラクレス』(2014)で知られるスウェーデン出身のレベッカ・ファーガソン。

 5月30日は、“シリーズ最高傑作”との呼び名も高い第6作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』。

 盗まれた三つのプルトニウムを回収するミッションについていたイーサン・ハントと仲間たち。ところが回収目前で何者かにより奪われてしまう。その裏には、前作で登場した秘密組織「シンジケート」の残党が関与していた。奪われたプルトニウムの行方を追ってイーサンたちは、ホワイト・ウィドウと呼ばれる武器商を営む謎の女に接触。だが、イーサンの動きに不信感を抱くCIAが、監視役としてウォーカーというエージェントを送り込んでくる…。

 本作でもトム・クルーズは規格外の超絶スタントに挑戦。それは、成層圏ギリギリの高度約8000メートル上空から降下し、地上スレスレで落下傘を開くという“ヘイロージャンプ”(高高度降下低高度開傘)。ヘイロージャンプは特殊部隊などが敵に気づかれないように目的地に潜入するために導入する超危険なダイビングで、超高高度から飛び降りるため、加速された落下速度は超高速になる。さらに急激な気圧の変化で減圧症や低酸素症を引き起こす危険があり、特別な訓練が必要な難度の高い降下法だが、トムのたっての希望で撮影に取り入れられたという。

 それ以外にも、トムが危うく失神して墜落しそうになったヘリコプターからの落下シーンや、足を骨折してもなお撮影を続けたロンドンでのビルジャンプのシーン。さらにパリの凱旋門の下を猛スピードで疾走するバイクチェイスのシーンなど、スタント吹き替えなしのアクションシーンが盛りだくさん。

 監督・脚本はクリストファー・マッカリーが前作から続投。製作はトム・クルーズ、クリストファー・マッカリー、ジェイク・マイヤーズ、そしてJ・J・エイブラムス。共演はおなじみのヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、レベッカ・ファーガソンらに加えて、本作では『ブラック・パンサー』シリーズのアンジェラ・バセットがCIA長官のエリカ・スロー役で登場。日本語吹き替えには、シリーズで今回初めて専門の声優以外に俳優を起用。CIAのエージェント、オーガスト・ウォーカー(ヘンリー・カヴィル)の声をDAIGO。本作で初登場する武器商人のホワイト・ウィドウ(ヴァネッサ・カービー)の声を広瀬アリスが担当する。

 映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は5月16日21時、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』は5月23日21時、『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』は5月30日21時、『金曜ロードショー』(日本テレビ系)にて放送。
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