(画像:Instagramより)4月23日に俳優の田中圭と永野芽郁の不倫疑惑が『週刊文春』により報じられ、ネットを中心に波紋を広げています。
◆2児の父の田中圭、深夜に永野宅を訪問と報道
2021年に公開された映画『そして、バトンは渡された』で共演を果たした2人は作品内で父娘を演じており、実際の年齢差も15歳とかなりの年の差。
『週刊文春』(5月1・8日ゴールデンウィーク特大号)記事には「永野が田中に合鍵を渡していた」「深夜に田中が永野の自宅を訪れていた」などと書かれており、かなり親密な関係性が伺えました。ただし、双方の所属事務所はこの報道を否定しています。
田中圭といえば、2018年に放送された『おっさんずラブ』(テレビ朝日系)で大ブレイクを果たした後、『あなたの番です』(日本テレビ系)をはじめとした数々の作品で話題を呼んでいる人気俳優の一人。一方、私生活では2児の父であり、愛妻家としても知られています。
◆田中圭ファン“タナカー”たちは何思う?
実は何を隠そう、筆者も『おっさんずラブ』で田中圭沼にハマった、田中圭ファン通称“タナカー”の一人。とはいえ今は全く別ジャンルの推し活にうつつを抜かしており、ここ数年はドラマや映画をチェックするくらいのゆる推しの状態です。
今さらこの件に言及するのはおこがましい……。ですが、当時の推し活仲間とは未だにSNSなどで繋がっているため、“タナカー”たちの心境はなんとなく汲み取ることができました。
そこで今回の報道について、現役の“タナカー”はどう思っているのか?個人的にインタビューを実施。率直な本音を聞かせてもらいました。
◆賛否あれども「幻滅はしていない」点では共通
滋賀県在住のKさん(推し歴10年)は、「週刊誌だけの報道ではこちらとしては鵜呑(うの)みに出来ないし、本人が“不倫はない”と言ってるんだから推してる身としましては彼の言葉を待つしかない」と、推しを信じるしかない心情を語ってくれました。
ただし、「脇が甘いなと思ったのは鍵の件。既婚の男が年下の、しかも未婚の女子から合鍵を借りるというのが、他意がなかったとしても察してしかるべきだったんじゃないかな」と、手厳しい意見もちらり。
田中本人の弁明によれば、合鍵は自室のものではなく駐車場の鍵であったようですが、プライベートな場所の鍵を貸し借りする行為自体に疑問を感じたようです。
大阪府在住のSさん(推し歴7年)からは、「なにしてんの?ってちょっとだけガッカリしちゃった」と率直な感想をいただきました。
それと同時に「圭くんは男女関係なく誰とでも仲良くなれるし、それが彼のいい所でもあるけど今回の件で短所でもあるなと気付かされた」とも。
もともと田中圭は、コミュニケーション能力が高く芸能界内外で友達が多いことでも有名。Sさんはその一環に永野芽郁の存在があったのでは?とし、「仲が良すぎて“勘違いされるって事を考慮出来なかったのか?”と言われても、そんなにずっと気を使って生きてくのは難しいし、友達を大事にする人に制限をかけるのは良くないとも思う」と一定の理解を示していました。
また、千葉県在住のAさん(推し歴8年)は「あんなに魅力的なんだから、モテるのはしょうがない」というスタンス。
「これが一般人とか売れないタレントさんとかで、田中圭に遊ばれて捨てられて……みたいな話だったら印象は違っていた」と、相手が永野芽郁というトップ女優であったことも含めて、今回の件は何も感じなかったと言います。
さらに「記事の受け答えも語彙(ごい)少なくて、バカっぽくてチャラ軽そうだけど、本当は地頭がめちゃくちゃいいってギャップにも、改めてグッときた」と、萌えポイントまで語ってくれました。
3人とも総じて「だからといって、田中圭に対して幻滅はしていない」という姿勢でした。
◆「お酒に注意」だが「“タナカー”をやめることはない」
SNSでこの不倫疑惑に関するポストを見たところ、「お酒に注意」がかなり多いように感じました。
これまでにも彼のスキャンダル報道には飲酒問題が常についてまわっており、今回も酒に紐(ひも)づいている失態として厳しい目が向いたようです。
それと同時に「“タナカー”をやめることはない」という声も多数見られました。
そもそも、田中圭の魅力といえば、演技力の高さ。そして彼自身が持つ元来の天真爛漫さと可愛げ。脇の甘いところや、大人として不完全な部分も、そこには内包されているのかもしれません。
ちなみに報道の翌日、事務所のイベント『トライストーン大運動会』“PLAYBACK”SPECIAL POPUPを展開するショップで、田中圭のマフラータオルが欠品していました。
今回の件に対する“タナカー”たちのお気持ちは、そこに凝縮されているような気がします。
<文/もちづき千代子>
【もちづき千代子】
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。インコと白子と酎ハイをこよなく愛している。Twitter:@kyan__tama