SUPER EIGHT・安田章大主演『アリババ』『愛の乞食』キービジュアル解禁 公演詳細も発表

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2025年04月25日 14:10  クランクイン!

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Bunkamura Production 2025『アリババ』『愛の乞食』キービジュアル
 SUPER EIGHT・安田章大が主演を務める舞台、Bunkamura Production 2025『アリババ』『愛の乞食』より、唐十郎の幻想的な劇世界を彩るキービジュアル、キャストの役ビジュアルが公開。東京・福岡・大阪・愛知公演の詳細も発表された。

【写真】安田章大、壮一帆、伊東蒼ら『アリババ』『愛の乞食』役ビジュアル

 初演から50年以上受け継がれる唐十郎初期の戯曲『アリババ』『愛の乞食』。唐が旗揚げした劇団「状況劇場」によって、『アリババ』は1966年、『愛の乞食』は1970年に初演され、現実と幻想、現在と過去が溶け合うそれぞれの物語は、叙情的に紡がれる言葉の数々で、人々の中に眠る普遍的なロマンを呼び起す。通い慣れた街、見慣れた景色が唐のフィルターを通して掘り起こされ、現代に生きる人々に活力と希望を与える作品としてよみがえる。

 演出を務めるのは、新宿梁山泊主宰の金守珍(きむ・すじん)。今作では唐の初期作品2作を初の全編“関西弁”で連続上演。唐の独特な世界観を関西弁で再解釈することによって、新たな視点で戯曲の力を引き出し、アングラ演劇を次世代へ繋げてゆく契機となるでしょう。さらに演出の金自身は6月に新宿梁山泊主催のテント公演でも同演目を演出・上演しする。

 主演を務めるのはSUPER EIGHTの安田章大。安田は、6月に新宿・花園神社境内に特設される野外テントで『アリババ』、『愛の乞食』に出演することが決定いる。同じ演目でありながら、8月から世田谷パブリックシアターで上演する本公演ではあえて全編“関西弁”で演じ、関西出身の安田が持つ言葉の感覚を通じて、唐が紡いだ叙情的な台詞の数々を新たなアプローチで届ける。

 共演には、壮一帆、伊東蒼、彦摩呂、福田転球、温水洋一、伊原剛志、風間杜夫が名を連ね、美しさと猥雑さが混在する唐ワールドを体現するに相応しい個性豊かな俳優陣がそろった。なお、伊東、伊原は『愛の乞食』のみ、風間杜夫は東京公演・福岡公演の『アリババ』のみの出演となる。

 そしてこのたび、唐作品から沸き出る独特の世界観が表現されたキービジュアルが完成。幻想的な物語に登場する他には見られないキャラクターたちが色鮮やかに彩る。散りばめられた数々の仕掛けに期待が高まる。

 Bunkamura Production 2025『アリババ』『愛の乞食』は、東京・世田谷パブリックシアターにて8月31日〜9月21日、福岡・J:COM北九州芸術劇場にて9月27・28日、大阪・森ノ宮ピロティホールにて10月5〜13日、愛知・東海市芸術劇場にて10月18・19日上演。
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