
【写真】「厳しい教官っぷりがかっこいい!」鈴木京香の言葉に、内野聖陽がガチ照れ!
本作は、自衛隊の中でも精鋭だけが所属できる人命救助のエキスパート、航空自衛隊航空救難団に所属する救難員・通称PJ(パラレスキュージャンパー)を育てる救難教育隊を舞台に、破天荒な主任教官のもと、超難関の選抜試験を突破してきた訓練生たちが、命がけで地獄の訓練に挑み、成長していく姿、そして彼らを見守る家族の“愛と絆”を描く感動の物語。
破天荒な鬼教官・宇佐美を演じる内野は、壮大なスケールで描かれた救助シーンや訓練シーン満載の第1話を見終えた観客に、「映画じゃないんですよ! 連続ドラマの1話なんです」と圧巻の映像に自信をのぞかせる。さらに、「雪山のロケから始まったんですが、1mくらいの新雪だし吹雪だし、60kgくらいの方を担いで歩くんですが、体が沈んじゃうんです。しかも倒れるとリカバーできないし…体力と精神力が試される撮影でした」と、クランクインのシーンについて撮影裏話を披露。さらに、「7人の若者が追い込まれるとどんどんいい顔になっていく。本当に頑張ってくれているので、いいドラマになると思います!」と、作品をアピールした。
また、そんな内野と本作で元妻を演じる鈴木は、過去に夫婦役で共演したことがある気心知れた間柄。しかし鈴木は、「内野さんは、いつもストイックに役を作られる方なんですが、先日、小牧基地で初めて内野さんのすごく厳しい教官っぷりを見ました」と、初めて見た内野の姿に驚いた様子で…。「すごくかっこよかったです! 私ももっと若ければ鍛えていただきたい(笑)」と褒められた内野は、思わず照れ笑い。神尾ら学生メンバーから「本気で照れてる!(笑)」とツッコまれていた。
イベントでは、この機会に言っておきたい本音や、撮影現場での(秘)エピソードを、キーワードに沿ってトークするSP企画も実施。
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神尾が「高さ11mの訓練塔からの降下、水中訓練など、学生たちはできるだけ吹き替えなしでできるようにしたい、と言われました。泳げない人もいましたし、潜水や呼吸停止など…水に対する恐怖心を乗り越えるのが大変でした」とコメント。すると、唯一の女性訓練生役の石井も「懸垂もできないといけないので、懸垂バーを買いました。おもりのついたベストを着てトレーニングするなど、部屋のレイアウトを替えて、自分のできることをやりました」と、撮影前から本気でトレーニングに励んだことを明かした。
また、“宇佐美教官は天使? 悪魔?”では、前田拳太郎が「腕立て伏せのシーンの前に、『心拍数を上げてからやれ!』と予備運動をするよう言われたりするので…“愛深めの悪魔”です(笑)」と言えば、前田旺志郎も食い気味に「悪魔です!(笑)」と断言。「でも予備運動もいいシーンにつながるし、あえて鬼でいてくださるんだと思います」とニッコリ。これには、内野も「恨まれているだろうな、とは思っている(笑)」と苦笑…。しかし、前田拳太郎が「監督と本読みをする日、内野さんも来てくださったんです。3時間くらいお付き合いいただきました」と語るなど、内野は“若手俳優の教官的存在”だということが明らかになった。
一方、“鬼教官 もうひとつの顔!?”では、宇佐美と真子の娘を演じる吉川が「ステキなお二人の娘役って特別なので、存分に味わおうと思っています」とニッコリ。鈴木から「吉川さんがかわいくて、現場では本当の娘のような気持ちで癒やされています」と言われ、「私もです! 幸せです!」と大喜び。役柄同様に仲むつまじい“母娘”の姿に、内野は「宇佐美は娘に拒否られているんですが、実はそうでもないようで…父娘の関係も今後の見どころです」と、笑顔で語りった。
“教官も大変!?”では、教官役の濱田と眞島が盛り上げる。濱田はスタッフも驚がくしたほどに体の変化を見せたそうで…。「教官は救難員でもありますし、学生たちにも厳しく言うので、説得力をもたせるために鍛えました。高岸(宏行)さんとバディのように行動するシーンも多いので、大きいガチムチと小さいガチムチのペアが漫画っぽくて見どころだと思います(笑)」と笑わせた。
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“本音告白!地獄の訓練”では、本作に出演するにあたり、超短髪にイメージチェンジした渡辺が、「僕は体の線が細いので12kg増やしました。あと、クランクイン前の訓練で、腕立ての姿勢すらまともにできないくらい追い込まれて、正直心が折れそうになりましたが、仲間がいて乗り越えられました」と、しみじみ。草間も「撮影前の準備期間にやった体力向上運動がほんまにきつくて! 僕は泳げないので、これまでロケでも水に入るのを拒否ってたんです。でも潜らなあかんし、息も止めなあかんし…ガチの教官の方に追い込まれて、精神を鍛えられました」と激白。
“私たちの知らない世界!基地の内部に驚き!!”では、本作は航空自衛隊全面協力のもと小牧基地で撮影中ということで、我々が知ることのない基地内の雰囲気を紹介。犬飼が、「僕も撮影に入る前はあまり知らなかったんです。でも実際に足を踏み入れると、自衛隊の方の想いや歴史が詰まっている場所だなと感じて、僕にとっても大切な場所になりました」と、真摯に語った。
そんななか、トークは第1話のハイライトでもある宇佐美と神尾演じる沢井が涙で対峙するシーンの秘話に及ぶ。内野が「彼の過去に関わる大事な大事なシーン。実は寒すぎて、僕の目から涙が流れたりもしましたが、監督が妥協を許さない男なので、リテイクもしてこだわりました」と言うと、神尾も「完成した映像を見ると、夕焼けの中、僕らのバックで救難ヘリコプター・UH‐60Jが着陸していたんです!」と、興奮ぎみに語る。内野が、「CGじゃないんですよ! 奇跡の1カットになりました」心震える感動シーンを振り返った。
ほか、記者からの“新しく始めたことは?”という質問に、キャスト陣が回答。「宇佐美が“現代版・吉田松陰”じゃないかと思えてきたので、吉田松陰の漫画を読み始めました」(内野)、「筋トレ。ガリガリだったので友達に驚かれる」(神尾)、「趣味の編み物で、最近棒編みを始めた」(石井)、「筋トレ。インドア派なので、水に潜ったのも初めてくらい」(前田拳太郎)、「週に1回、髪の毛を切りに行くようになった」(渡辺)、「体重を増やすため、いつも間食に食べる大福を持ち歩いている大福オタクに(笑)」(草間)、「寝具やリカバリーウェアにこだわって、“ちゃんと休む”ことを重視する疲労回復オタクに(笑)」(犬飼)、「筋トレに付随して、めっちゃ鏡を見るようになった(笑)」(前田旺志郎)とコメント。
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そして、「若い7人の学生が卵から育ち雛になり、そして大きな翼をもち大空に羽ばたいていく…。学生や厳しい教官、その家族の物語です。全世代で楽しめるドラマ作りを頑張っていきます!」という内野の熱い決意に、客席から大きな拍手が送られ、イベントは大盛況で幕を閉じた。
ドラマ『PJ 〜航空救難団〜』は、テレビ朝日系にて毎週木曜21時放送。