『ミッドナイト屋台〜ラ・ボンノォ〜』に出演する神山智洋、剛力彩芽 (C)東海テレビ WEST.の神山智洋が主演、Travis Japanの中村海人が共演する東海テレビ・フジテレビ系土ドラ『ミッドナイト屋台〜ラ・ボンノォ〜』(毎週土曜 後11:40)第3話(26日放送)を前に、共演の剛力彩芽によるインタビューコメントが到着した。
【ソロショット】神山智洋&中村海人のインタビューカット 今作は寺の境内で平日夜のみ営業する“ミッドナイト屋台”を舞台に神山演じる味覚を失ったスゴ腕シェフ・遠海翔太と、中村演じる味覚の鋭い落ちこぼれ僧侶・方丈輝元が、ひょんなことからタッグを組み、屋台を盛り上げるべく奔走するさまがオリジナル脚本で描かれる。
第3話では翔太の幼なじみであり人気フレンチレストランのシェフ・玄田陽美(剛力)の悩みに、翔太が料理で応えていく。
■剛力彩芽インタビュー
――神山さんや中村さんと共演してみての印象は?
2人とも、真っ直ぐな性格なんだろうなぁという印象です。撮影の合間に2人でおしゃべりしている時はまるで友だちのような雰囲気なんですが、いざ撮影となれば面白いシーンもちゃんとこなすし、バディ感もしっかり出すんですよね。神山さんは「しっかりお兄ちゃん」みたいな雰囲気で、中村さんは「皆から愛される弟」みたいな雰囲気で、そのバランスもとてもいい。普段はまったく別のグループで活躍しているお2人ですが、息の合った演技を見せるところはさすがだなぁと思いながら見ています。
――剛力さんの演じる玄田陽美は、そんな2人に絡む役どころですね。
陽美は翔太と幼なじみであると同時に、同じシェフという仕事をしている、友だちでもありライバルでもある存在。だから屋台を始めた翔太のことが心配で、よく顔を出すんですよね。自分の店のことで忙しいはずなのに(笑)。でも「そっと見守る」タイプではなく、つい口に出ししてしまう。「翔太の隣にいるべきなのは私」という想いがあるから、輝元に対してもやきもちみたいな感情を抱いていると思うんですよ。そんな陽美のいい意味での「遠慮のなさ」が嫌みに見えないよう、そして翔太と輝元コンビのスパイスみたいな存在になるよう演じています。
――実際の屋台を見たときの感想は?
ラーメンやおでんを出すような、もっとこぢんまりした屋台を想像していたので、現物を見た時はちょっとビックリしました。でもカラーリングやトリコロールカラーののれんなどかわいいですよね。実際にこんな屋台があったら、自然とお客さんがやって来るんじゃないかな。
――ちなみに剛力さんなら、屋台でどんなメニューを出したいでしょうか?
何を出そうかな…。基本的に野菜が好きなので、野菜のメニューを出したいですよね。屋台にはラーメンみたいなガッツリ系のメニューを出すところが多いし。でもサラダボウルみたいなメニューだと、深夜の屋台では人気が出ないかなぁ…。あっ! 野菜スープを出したらいいかもしれませんね。ヘルシーだし、何より飲んだ後の「シメ」にもいいだろうし。
――第3話では、忙しく働く陽美にスポットが当たります。
フランスへ修行に行ったり、帰国してフレンチレストランを開いてスターシェフになったりと、肩肘張って生きてきた陽美ですが、その分弱いところをさらけ出せるような相手がいないんですね。そんな陽美が仕事でいっぱいいっぱいになり、翔太に弱いところを見せるのが第3話です。誰かに弱いところを見せられるようになったのも、陽美の一つの成長なのかなと思いますね。
――第3話の見どころや視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
翔太と陽美は子どもの頃からの長い付き合いがあり、お互いに相手のことを気にかけて過ごしてきたと思うんです。それでも相手の知らない部分というのはあって、そこに気付くことの大切さを、感じてもらえる回なのではないかと思います。そして翔太の料理を通して陽美がそれに気付くというところが見どころです。でも、陽美はずっと翔太を見つめ続けて、世話を焼き続けるんでしょうね(笑)。
■陽美の心を解きほぐす翔太のカレーと輝元の言葉 ポトフアレンジの味に剛力彩芽も興味津々
第3話で登場するのは、カレーライス。今回は料理の道を邁進(まいしん)してきた陽美の心を、翔太がカレーライスで解きほぐすというストーリー。2人にとってそのカレーライスは「忘れられない味」なのだが、どんな過去が秘められているのだろうか。また陽美が悩んでいることを敏感に察するのが、翔太の相棒・輝元。料理で心をほぐす翔太に対し、輝元はどんな言葉で陽美の心を動かすのか、注目だ。
陽美の心を解きほぐす味について、剛力は「このドラマはストーリーも魅力なんですけど、毎回出てくる料理にもかなり惹(ひ)かれていて。第1話のカステラ玉子焼きから心をわしづかみにされて、台本を読みながら気になって仕方ありませんでした(笑)。第3話のカレーライスは、翔太は作ってあったポトフをアレンジしてカレーライスを出すんです。実は私はポトフが大好き。ポトフの具材はカレーにも応用できそうですけど、あの味付けからどうやってカレーライスにアレンジするのか、とても興味があります」と感心している。
■第3話あらすじ
翔太と輝元が始めた屋台も軌道に乗り、2人は毎日忙しく過ごしていた。そんなある日、翔太の幼なじみ・陽美がやって来る。予約2ヶ月待ちという人気フレンチレストランのオーナーシェフである陽美は、「こんな屋台でなくウチのお店で働かないか」と翔太を誘う。翔太はその誘いを断るが、帰って行く陽美はどこか寂しげだった。輝元もその様子が気になり、後日陽美のレストランを訪ねてみると、思わぬ事態が起こり…。