コロナ禍でサウナ休業→移住決意、築61年古家をリノベで本格サウナ小屋 五右衛門風呂→水風呂【住人十色】

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2025年04月26日 07:00  ORICON NEWS

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26日放送『住人十色 』より=サウナ外観(C)MBS
 俳優の駿河太郎、三船美佳がMCを務める、MBSテレビ『住人十色〜家の数だけある、家族のカタチ〜』(毎週土曜 後5:00 ※関西ローカル)の26日放送回では「昭和の古家をリノベーションした平成生まれの夫妻の家」が登場する。

【番組カット】本格的!古家リノベで作り上げたサウナ

 舞台は広島・尾道市。東京の大手企業で働き詰めだった30代の住人(アルジ)夫妻の癒やしは、週3回通うサウナ。だが、コロナ禍で仕事はリモートワークになり、都内のサウナ店もほとんどが休業。大好きなサウナを楽しめない日々が続くなか、妻が久々に実家がある広島・福山市に帰ると、東京とは時間の流れ方が違うことに気付いた。そこで夫妻ともにフルリモートが可能な会社に転職し、移住を決意した。

 そして、しまなみ海道の玄関口である向島で、昭和中期に建てられた築61年の中古物件を見つけた。70坪の土地に建つ、和の趣のある家を破格の70万円で購入できたという。そんな家を「広く!明るく!ウィスキング!」というテーマでリノベーションを行った。

 家の外に建つ小屋は、ヒノキで作られた本格的なサウナ。サウナ好きが高じて、自宅の庭にサウナ小屋を作った。「ウィスキング」とは「ウィスク」という植物の束で体を叩いたり、なでたりするリラックス法。夫妻はウィスキングの資格まで取り、サウナでウィスキングをするため島に移住したのだった。

 家の中は暗く、物であふれていたが、予算を抑えるためできるところは夫妻でDIY。そうして作業を進めるうちに気付いたのが、昭和の家に秘められた“伸びしろ”。特に、「昭和型板ガラス」という昭和初期に流行した模様入りのすりガラスに魅了され、昭和ならではの魅力にみるみるハマっていったとか。

 家の中に入ると、明るい玄関土間が広がる。井戸端会議ができる腰掛けや妻のワークスペースがあり、その奥が3.5帖のキッチン。サウナに予算をかけすぎてしまったので、業務用のキッチンで安く仕上げたが、シンクに深さがあるのでサウナの道具を洗うのに最適なのだそう。サウナから土足で出入りもできて便利な土間スペースだが、キッチンから食事をするリビングまでの動線が長いことが唯一の不満だという。

 土間から靴を脱いで上がるのは、もともと2部屋だった和室の壁と天井板を取っ払った開放感のある居間。以前はふすまで仕切られていたが、光を採り込むため昭和型板ガラスにはめ替えた。さらに、農機具などの物置だったスペースはサウナ用の更衣室にリノベーション。サウナ小屋の外の水風呂は、この家にあった五右衛門風呂を再利用した。サウナとともにある暮らしを満喫する夫妻だが、サウナに入るとその後仕事をする気がなくなってしまうのが欠点なのだとか。

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