KLP48「アジアの中心で輝く」ため現地で初ファンイベント 中国語、英語でも歌披露

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2025年04月26日 20:19  日刊スポーツ

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グループ初の主催ファンイベントを行ったKLP48(撮影・松尾幸之介)

【クアラルンプール(マレーシア)=松尾幸之介】KLP48が26日、クアラルンプールの大型商業施設「ららぽーとBBCC」の屋外ステージで初の主催ファンイベントを行った。約2000人が集結する中、初めてフル尺で7曲を披露。昨年8月のグループお披露目の地でもある場所で今秋には専用劇場オープンも予定するなど、熱狂高まりつつある“ホーム”で成長した姿をみせた。


   ◇   ◇   ◇


世界第2位の高さを誇る高層ビル、ムルデカ118タワーを目の前にKLP48メンバーが躍動した。現地ファンの大声援が響く中、AKB48楽曲でグループ最新曲「フライングゲット」でスタート。黒須遥香(24)が「マレーシアのファンの方はみんな自由に思いのままにさけんで楽しんでくれます」と語った通り、決まったコールなどはない。集まった約2000人のファンたちが思い思いの歓声を飛ばしてステージはヒートアップした。


突然のスコールで開始が1時間遅れるハプニングもあった。スタート時は見事に空は晴れ、キャプテンのイーシャン(21)は「天気を心配していましたが開催できてよかったです。今日はフル尺での披露で、ポジション確認とかも大変でしたが、みなさんに見せられてよかった」と笑顔で話した。多民族国家のマレーシア。楽曲もマレー語で「ヘビーローテーション」、日本語で「会いたかった」、中国語で「初日」、英語で「涙サプライズ!」を披露するなど、グローバルなファン獲得を目指している。


マレーシア国内での認知度も急上昇中だ。特典会などの来場者は増え続けているといい、山根涼羽(24)は「もともと芸能界という文化があまりない国で不安はありましたが、ファンの方が増えている実感はありますし、8月の1周年に向けて少しずつできあがってきているなと思います」と手応えを明かした。


この日の会場は初めてお披露目あいさつを行った場所で、専用劇場もららぽーとBBCC内に今秋オープンを計画中。スタイリッシュな最新鋭施設になる予定で黒須は「盛り上がりは感じていますし、劇場ができた後も、もっとKLP48の名前を広げていきたい」。スローガンにも掲げる「アジアの中心で輝く」ことを目指し、これからも国内外をめぐっていく。


◆KLP48 AKB48の海外姉妹グループとして、昨年7月に活動を開始。AKB48の行天優莉奈、黒須遥香、山根涼羽、STU48の甲斐心愛の日本人4人が発足と同時に移籍し、現地オーディションで選ばれた9人を加えた計13人で活動中。マレーシアのほか、香港やインドネシア出身メンバーも在籍するなど、多様な顔ぶれで人気を博している。ステージではAKB48楽曲を中心に披露しており、今後オリジナル曲制作なども行っていく予定。


○…会場に隣接されるライブハウス、ZeppクアラルンプールではCreepy Nutsらが出演した日本の音楽イベント「CENTRAL MUSIC&ENTERTAINMENT」も行われた。キタニタツヤ、新しい学校のリーダーズ、K.O.Iが出演。4月に日本でも行われた新音楽イベントが早速進出し、マレーシアの夜を盛り上げた。

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