ニコラス・ジャクソンが先制ゴール [写真]=Getty Images プレミアリーグ第34節が26日に行われ、チェルシーとエヴァートンが対戦した。
前節終了時点で16勝9分8敗を記録し、勝ち点「57」を積み上げているチェルシー。現在、プレミアリーグで6位につけており、5位につけるニューカッスルとは勝ち点が「2」離れている。3シーズンぶりにチャンピオンズリーグ(CL)の舞台に戻るため、これ以上の足踏みは許されない。今節は本拠地『スタンフォード・ブリッジ』に、8勝14分11敗の勝ち点「38」で13位につけるエヴァートンを迎える。
試合が動いたのは27分。チェルシーはピッチ中央付近でのボール奪取から、ルーズボールを回収したエンソ・フェルナンデスが前を向いて前方へ預ける。ペナルティエリア手前でボールを引き取ったニコラス・ジャクソンは、反転から右足一閃。グラウンダーの狙い澄ましたシュートを叩き込んだ。直近はケガにも悩まされたN・ジャクソンの18試合ぶり、2025年初ゴールで、チェルシーが先手を取った。
チェルシーの1点リードで後半へ折り返すと、63分には同点を目指すエヴァートンがビッグチャンスを構築。ジャック・ハリソンからのパスに抜け出したベトが、ボックス右から強烈なシュートを放つも、GKロベルト・サンチェスに阻まれて得点とはならない。
対するチェルシーも74分、左サイド大外の位置でボールを受けたノニ・マドゥエケがドリブルをスタート。スルスルと相手をかわしてボックス内まで入り込み、右足を振ったが、GKジョーダン・ピックフォードに弾き出され、勝利を手繰り寄せる追加点は奪えず。
終盤に入った85分には、マルク・ククレジャの放ったミドルシュートのこぼれ球をN・ジャクソンが押し込み、チェルシーが追加点を奪ったかと思われたが、ここはオフサイドと判定されて得点は認められない。
試合はこのままタイムアップ。この結果、チェルシーはプレミアリーグで2連勝を達成し、今節を未だ消化していないニューカッスル、ノッティンガム・フォレストをかわして、暫定4位に浮上した。敗れたエヴァートンは、デイヴィッド・モイーズ監督が今季指揮した試合のみでカウントすると、初の連敗を喫した。
この後、チェルシーは5月1日、カンファレンスリーグ(ECL)・準決勝ファーストレグでユールゴーデンの本拠地に乗り込む。一方、エヴァートンは5月3日、次節のプレミアリーグでイプスウィッチをオームに迎える。
【スコア】
チェルシー 1−0 エヴァートン
【得点者】
1−0 27分 ニコラス・ジャクソン(チェルシー)
【ゴール動画】N・ジャクソンに18試合ぶり待望の得点
静かな立ち上がりを切り裂く鮮烈な一撃🔥🔥
ジャクソンの2025年初ゴールでチェルシーが先制💪
🏆プレミアリーグ 第34節#チェルシー v #エヴァートン
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